Привет(プリヴィエト)!
以前、モスクワにある核シェルターBunker42は、このブログにて紹介しました。
https://blog.his-j.com/moscow/2011/12/11098135015.html
本日ご紹介するのは、『ウラジオストク核シェルター』です。
ウラジオストクにあるなんて、ガイドブックにも書いてませんよね?
ただ、1991年まで軍事閉鎖都市だったウラジオストクにも実はあるんです。
・
現地ツアーの集合場所は、市内ど真ん中にある『ゴーリキー・ドラマ劇場』。
この劇場の裏手にある小高い丘。
その丘の壁沿いに歩くと・・・・。
えっ!こんなど真ん中に入り口があるの?
中に入ると、さらに驚きが!
驚き①内部は寒い。
外の気温は25℃くらいあるのに、内部は5℃~10℃。
冷房もない施設なのに、自然と気温が下がっています。
驚き②内部は暗い。
施設が放置されてから、一切のリノベーションがされていないため真っ暗です。
懐中電灯を片手に進みます。
このシェルターは、ウラジオストク政府高官と軍部参謀本部が置かれていたため、
第二次世界大戦末期から冷戦時代は下の写真のようにVIP核シェルターとして
機能していたそうです。
そのため、施設内部には、消火器システムがあったり、
トイレがあったりします。
当時の新聞も張り付いたままでした。
少し進むと、配電設備がでて来ました。
ちゃんと直せば、すばらしい観光施設になるのに・・・。
うぁっ!なぜ急に毒マスクが?
簡単なお化け屋敷より怖い・・・。
うぁっ!なぜ急にブラジャーが?
やはり簡単なお化け屋敷より怖い・・・。
さらに進むと、さらに施設がぼろくなり、歩き難くなるので注意して下さい。
しかし、奥へ進めば進むほど面白い施設がでてきます。
例えば、どんな毒ガスも解毒してしまうという装置。
モスクワのスターリンと直接交信できる装置。
政府高官の家族が寝泊りしていた部屋。
政府高官の執務室。
なぜかまた不気味な毒マスク人形も・・・。
そして、さらに進むと重厚な扉があります。
この扉を抜けて進むと何と海までつながっており、潜水艦にそのまま乗り込めたそうです。
現在は、赤土が体積して、海の近くは泥水で埋まってしまっています。
これでツアーはすべて終了。
このツアーは面白いんですが、問題は1つ。
その問題とは・・・ツアーが長い!!18時30分スタートで、終了が22時。
1つ1つの見所で、ガイドさんがいろいろ話してくれるため、どうしても長くなる。
ガイドさん曰く、我々日本人にはいつもの3分の1しか説明しなかったそうです(笑)。
このツアーに興味がある方は、HISウラジオストク支店までお問い合わせ下さい。
info@his-russia.ru
お待ちしております。
では、Пока(パカ)!