せっかく大自然に囲まれたミュンヘンなので、
山登り に挑戦しました
ミュンヘンっ子は、自然が大好きなので、
休日になるとアウトドアを楽しまれる方がたくさんいます。
従って、近郊には多数のハイキングコース 、
サイクリングコース 、山登り用の道、ロッククライミングの
為の場所があります
早速私も本屋さんへ行き、山登り用の本 を買ってきました。
ミュンヘンの本屋さんでは、アウトドアに関する本がとても充実して
います。
どのコースもわかり易く、写真付き で説明されています。
アウトドアコーナーでは、夏ということもあり、我も我もと
皆さん本を選んでいました。
今回は、初心者コースということで、ミュンヘンから南に
位置するシャッヘン(Schachen)の山に行ってきました
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お天気 にも恵まれ、エルマウ(Elmau)の登山口から、
山登り開始です
あちらこちらに、看板が設けられていますので、
迷う心配はありません
坂になっているのに、自転車に乗った方 が
次から次へと現れました
すごい体力ですね~。
さらに、川沿いを歩いていきます
この辺りの川には、山の石灰が混ざっているので、
川の色は乳白色にエメラルドグリーン が混ざっていて、
とても綺麗です
少しずつ標高が高くなってきました。
野ばらが咲いていたので、思わず写真を撮りました
かわいい高山植物にも出会いました
途中に蟻塚があり、ビックリ
小さな山ができていると思って、近づいてみると、
蟻がたくさん群がっていました
道が急に開けたかと思うと、絶景が見えました
感動です
到着 標高1860m以上もある山なので、
山頂は木 が殆ど生えていませんでした。
山頂では、汗を乾かす為か、T シャツが
干されていました
山頂の小屋には、小さなレストランがあり、
スープ 、ケーキ 等の軽い物から、
お肉料理 までありました。
もちろん、飲み物 も売っています。
家族経営の暖かいサービスを受けました
レストランの内部
外にはテラスもありました。
ちょっと逆光になってしまいましたが、ルートヴィッヒⅡ世が
宿泊したことのあるシャッヘン城 です。
もともと狩猟 のために建てられたお城でしたが、
彼は狩を好まず、この建物は趣味の城として利用されていました。
人に見られるのを拒んでいたので、窓 には色ガラス や
厚いカーテン が備えられ、外から絶対に覗かれないように
作られています
彼は、年間10日~12日ほどこちらで滞在し、誕生日 には
一人ここでお祝いすることもあったそうです。
昼間は寝て 、夜 の静けさを愛した王様でした。
彼の趣味で作らせたトルコ風の部屋は、赤 に彩られて、
異国情緒が溢れていますし、仕事 部屋や寝室、
客間でも、彼の空想の世界が広がっています。
部屋数は限られていますが、シャッヘン城の麓には
山小屋風の宿泊所があり、朝日 を見ながら朝食 が
とれるようになっています。
【行き方】
ミュンヘン中央駅(München Hauptbahnhof) - DB電車
(ドイチェバーン)にてクライス駅(Klais)下車 - タクシーにて
エルマウ城 登山駐車場(Wanderparkplatz bei Schloss Elmau)
登山口へ - 登山開始-山頂到着
【登山所要時間】
約3時間~3時間半
【城内見学】
6月初旬~10月初旬 ガイディングツアーでのみ見学可
11時、13時、14時、15時
人数によっては、臨時ツアー有り
館内写真撮影禁止。
貴重品は手に持ち、荷物は入り口の棚に置く。
【インターネットサイト】
http://www.schachenhaus.de/Inhalt/frameset.htm?wege.htm~haupt
(ア)
-
投稿: リュック -2008年8月12日 (火) 09時35分
■ドイツ…
アナベルというドイツ人女性がいましたが、山にも登るそうです -
投稿: (ア) -2008年8月13日 (水) 11時10分
■Re: ドイツ…
コメントを頂き、ありがとうござします。ドイツでは、男女問わず山登りが大好きな方が多いようですね。とても健康的だと思います。 -
投稿: まさ -2010年3月20日 (土) 05時58分
■助かりますー
ニュルンベルグに仕事の関係で引越し、ただいまホテル住まい。山登り、自然好きな私、はやく、日本(食?)の恋しさを紛らわしたく、手ごろな山を探していました。山に一泊できる山としてお手ごろそうですね。みると、こちらはマウンテンバイクでも登れるということですか? 山の宿泊所は、やはり予約がいりのですか?今後、こちらのブログの情報は、とても貴重になりそうです。ありがとうございます。