こんにちは コトルンです
今日は10月1日からハウステンボス美術館でスタートしたイベントを紹介します
レンブラント 大リ・クリエイト展(10/1~12/5)
©Rembrandt Re-create,Japan
まず、「リ・クリエイト」とは何か?
リ=「もう一度」、クリエイト=「創造」
つまり再創造。
これはどういった展示会かというと、
17世紀にオランダで活躍した、レンブラント・ファン・レイン巨匠の生涯、
全349作品に迫る、というものです
400年前の作品を蘇らせるんです 作品が作られた当時の状態に
©Rembrandt Re-create,Japan
レンブラント・リサーチ・プロジェクトという、レンブラント巨匠の作品を徹底的に研究しているチームの力と、最新のデジタル技術を組み合わせて、レンブラントの作品を再現するんです
昔の作品って長い年月をかけて色あせてしまいますよね
ほかにも、400年という長い年月となると、火事や地震などの天災があって作品が壊れたり、それでなくても汚れたり、破けたりする可能性が高いんです。
また、画家自身が、額縁に作品を収めるために、
意図的に四隅をカットすることもあるんです
こういった理由で変化してしまった作品を、元通りにするというものです
色彩・サイズ・削られた部分、すべてです
”これは複製画ではありません
リ・クリエイト 「再創造」 です”
©Rembrandt Re-create,Japan
しかも、349作品の中には、一般には公開されていないものも含まれているんです。
どういうことかと言うと、作られた作品って、遺族の方に渡されたり、個人的に買う人がいたりして、個人の家にあるものがあるんです。そういうものって展示することができませんね?
そういった作品も、レンブラント・リサーチ・プロジェクトの方々の手によって再現されているんです。
もう一度言います。複製ではありません。リクリエイトです
©Rembrandt Re-create,Japan
それにしても、一人の画家の349作品が一つの美術館に展示されるなんて、すごいと思いませんか
これは世界でも珍しくて、すごいことなんです
この秋はハウステンボス美術館で芸術を堪能しましょう
コトルンでした~
※2016年10月4日現在の情報です。内容は変更する場合があります。