グルメ
2009.06.02
アメリカのレストランといえば、「大味」、「とにかく量が多い」「脂っこい」
というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
答えは、その通り
・・・という部分も多々あるのですが、シアトルにはそんなアメリカの食の
一般常識を覆すような、グルメ通をも唸らせるような、繊細な料理を提供する
レストランが結構あるんです。
その中でも、知る人ぞ知る隠れ家的レストラン、そして頑固シェフのいる
お店、「ランプリア(Lampreia)」をご紹介いたします。
このレストランで提供される料理は、どれも食材の味を生かした
繊細なものばかり。
今回は、シアトル近郊の初夏の旬野菜、
アスパラガスがフューチャーされていました。
まず一品目の前菜は、シェフからの特別サービスで
アスパラガスのムース。
二品目の前菜
"Sliced tyrolean speck with asparagus panna cotta"
キラキラ輝いた丸ごと一本のアスパラガスと、その奥にあるのが
なめらかな舌触りのアスパラガスのムース。
お次は、なんとも不思議なサラダ
"Carrot veloute with spring condiments"
黄色の液体は、なんと温かいニンジンのソースになっていて、
お料理がテーブルにサーブされた後にかけてくれます。
春の野菜をこんな風におしゃれに丸ごと食べられるなんて、
なんともびっくりです。
メイン料理
"Lampreia ravioli sperto of ricotta and egg"
リコッタチーズと卵のラビオリ
ナイフを入れると、卵の黄身を割ったようにとろーっとしたラビオリが
現れます。
口の中でチーズと卵がまろやかにとろけるな不思議な食感です。
デザート
"Warm chocolate tart with chocolate sauce"
温かいチョコレート・タルトのチョコレートソースがけ
一見チョコレート
パンケーキのように見えるのですが、
ナイフを入れると、中には濃厚な生チョコがしのんでいたかのよう。
ソースまでチョコレート尽くしですが、不思議クドイという感覚を
まったく感じない!
これもシェフのマジックでしょうか・・・
最後はさらに、プチチョコレートの数々。
一口サイズのお菓子とあなどるなかれ
こちらも繊細なお味で、口の中でとろけちゃいます。
大胆な食材のアレンジ、繊細な調理法に食べる者を驚きの渦に
巻きこんでしまうこだわりのシェフ、スコットさんの料理、
シアトルにお越しの際は、是非一度味わってみてください。
Lampreia
2400 1st Ave. Seattle, WA
206-443-3301
公式サイト
by Sasha