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2010.10.13
シアトルはすっかり肌寒くなり、日本より一足早く木々が色づく季節を迎えています。夏のシアトルは夜8時~9時頃まで明るく、いつまでも外でいたくなる季節
でしたが、秋になりだんだん日が暮れるのが早くなりました。
明るい夏の夜を過ごせるシアトルはとても最高でしたが、
旅先で秋の夜長をしっとり楽しむのも乙なもの。
そこで、今回よりシアトルの秋特集と題して
シアトルで楽しめる
素敵な芸術の秋 と 食欲の秋 をご紹介いたします。
今回のテーマは「芸術の秋編」
スポーツのイメージが強いかも知れませんが、
音楽好きの人々が多く集まる街としても有名なシアトル。
街中には気軽に生演奏を楽しめるジャズバーやライブハウスが
たくさんあります。
中でも有名なのが、「ジャズアレー」というジャズのライブハウス。
先日、9月27日にはなんと
「世界のナベサダ」と呼ばれるサックス奏者、渡辺貞夫さんの
ライブも行なわれました。
▲ニューヨーク・ブルックリンの若手ジャズミュージシャンと
息の合った素晴らしい演奏を披露した渡辺貞夫さん
このジャズライブハウスでは、お食事をしながらお酒を飲みながら
気軽に一流ジャズミュージシャンの生演奏を楽しめます。
フラッシュをたかなければ写真撮影もという説明があったのも
少しびっくりでしたが、本当にライブハウス初めての初心者から
ジャズ愛好家までが気軽に入れて楽しめる雰囲気なのが魅力です。
▲ジーンズに白シャツというとてもラフな服装で登場された渡辺さん。
実は、ニューヨークからシアトルへのフライト時に預けた荷物が
行方不明になってしまい舞台衣装が間に合わなかったとのこと。
英語でその事情を説明し、Sorryと仰っていました・・・。
「ジャズアレー」では、毎晩いろいろなジャズミュージシャン達が
日替わりで演奏しています。
地元で活躍するミュージシャンから、ニューヨークで人気のシンガー、
そして渡辺貞夫さんのような世界的に有名な方のライブがあったり・・・
と豊富なラインナップで楽しませてくれます。
初めてのジャズライブ体験してみたい方も本格的なジャズ愛好家も
シアトルでジャズの夜長、おススメです。
そしてもう1つビッグな情報が
10月30日(土)シアトルで
坂本龍一氏のピアノソロライブが開催されます。
教授の相性でも知られる坂本氏は現在ニューヨーク在住ですが、
全米ツアーはなんと約10年ぶりとのこと。
「戦場のメリークリスマス」や「ラストエンペラー」などの名曲も収録された
全米発売の最新アルバム"Playing the Piano"を引っさげてのライブということで
耳慣れたあの名曲から最新作までどんな風に披露されるか楽しみです。
シアトルでの会場となるのは、The Moore Theaterというシアトル最古で103年もの歴史を誇るホール。わずか1400席という会場で世界の坂本龍一氏の演奏が聞けるなんて
なんとも贅沢で貴重な機会になることでしょう。
この時期にシアトルにお越しの方、そしてシアトル在住の方は是非ともお見逃しなく
H.I.S.シアトル支店では、坂本龍一シアトル公演のチケット手配、ジャズアレーのチケット予約、ジャズアレーと夜景鑑賞ツアーの手配を承っております。ウェブサイト
ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。
by Sasha