ここシアトルでは長い長い雨季に突入しました。
日本ではあまり知られていないのですが、アメリカではシアトルと言えば雨の街、
10月から4月にかけて、実に年間平均で220日が、雨もしくは曇りの日と言われています
そんな暗~いシアトルのハロウィンの様子をご紹介します。(写真は昨年ハロウィン当日のものになります)
ダウンタウンまでお使いを頼まれたので、早速シアトル支店を出発!
最終目的地は、パイクプレイスのスタバ1号店。
せっかくなので、【ウォーキング市内観光ツアー】と同じ経路で街をまわっていく事にしました
H.I.S.シアトル支店のあるチャイナタウンから出て高層ビルの方に目をやると・・・
なんというオドロオドロしさ
今日もシアトルは通常運転です。
ここから、シアトル発祥の地と言われるパイオニア・スクエアに入っていきます。
ここ、古風な建築が軒を連ねるパイオニア・スクエアは、シアトル発祥の地と言われ、
シアトルに最初に入植者たちがやってきた際は街の中心として栄えました。
その後、ちょっとユニークな歴史を経て、アメリカの国定歴史建造物保護地区に指定されたため、現在でも古風なレンガ造りの建物がそのまま残っています。
雨とレンガがなんか良い雰囲気出してます
ちなみに、シアトルっ子は傘をささないと言われています。
傘をさすのはよそ者か弱虫だけと言われますが、単に雨が多すぎて傘の持ち歩きが面倒というのが本音かも・・・。それにほとんど小雨か霧雨なのでフード付きのジャケットを着ていれば大抵の場合なんとかなってしまいます。
カッチョ良いスポーツバーも、今日はハロウィン仕様
そんなこんなしているうちに、パイオニア・ビルディングに着きました。
シアトル・アンダーグラウンドツアーの出発地、【パイオニア・ビルディング】
実は、ここパイオニア・スクエアの地下には、100年前失われた街が存在しています。
なぜなら、シアトル大火災後の復興の埋め立ての際に、そのまま当時の建物の1階部分を地下に残してきてしまったから。
ここだけでなく、その規模およそ30ブロック以上にわたり、地下にかつての1階部分と当時の通路が残されています。
現在は封鎖されている地下エリアですが、そこを探検するツアーがあり、アメリカ中から観光客がやってきます。
ご興味のある方はこちら↓
そしてこのツアー、途中地下にある心霊スポットを通過します。
ゴールドラッシュ時代、強盗に殺されてしまった銀行の警備員が、未だに出勤して来ているとの事。
ツアー中も銀行の跡地の前を通る際は一瞬ヒヤッと温度が下がるそうです。
またアンダーグラウンドツアーのほぼ隣には・・・
さらにホラーに特化した心霊ツアーも開催されています。
本職のゴーストハンター主催によるこのツアー、
怪しすぎる外観ですが、TripAdvisor等による評価は大好評
本物の心霊現象研究家により、実際に報告された事例を検証し、いくつかのスポットには実際に行ってみるという、かなり本格的なもの
ツアー内容は英語になりますが、ご興味のある方は是非参加してみてください。
Spooked in Seattle【スプークド・イン・シアトル】
この2つの地下ツアーに挟まれるようにして建っているのが、こちらの古風なブティック
う~ん古き良きアメリカファッション
そしてちょっぴりホラーテイスト
そして通りの向かいには、チョコレート屋さんが・・・!
色とりどりのリンゴのチョコレートがけやキャラメルがけが並んでいます
日本のりんごあめに似ていますね
(実は先ほどの幽霊銀行はこのチョコレートショップの真下にあったりします)
パイオニア・スクエアを抜けて、さらに中心街の方へ向かっていきましょう
ウォーターフロントに出ると・・・
黒々とした海
そしてフェリーの発着場・・・
このフェリー、ハリウッド版ザ・リングに登場しました。
映画で実際に使われた船体はQuinalt号。
曇りと雨の街、シアトルの雰囲気をなかなか上手に利用した映画なんじゃないかと思います
ウォーターフロント沿いを歩いていくと、なんだかリアリスティックに恐ろしい魚の木彫りが・・・
そしてさらに進んでいくと、お馴染みパイクプレイスマーケットに出ました
こちらは本物の魚
どーん!
上の魚はモンク・フィッシュ(アンコウ)、
有名な魚を投げる魚屋さんで売られていました
そこからさらにマーケットを地下に向かって降りていくと・・・
その名も「ゴーストアレー(お化け通り)・エスプレッソ」、
実は・・・ここの通りと向かいのレストランには
出るらしいですよ。
(ちなみにコーヒーは美味しいと評判です)
ちなみにパイク・プレイス・マーケットではこの季節、マーケット主催で毎年ゴーストツアーを開催しています。
ここも様々な歴史を経たマーケット、結構たくさんの幽霊話が存在します。
ご興味のある方は是非
※内容は英語になります。
ここからさらに坂を下っていくとすぐに見えるのが 「ガム・ウォール」
たくさんのガムが壁にびっしりくっつけられた
世界で2番目に不衛生な観光名所だそうです。
ここまで寄り道したところで、本来の目的を思い出しスタバ1号店へ・・・
お馴染みスターバックス1号店、よくよく見ると店員さんがみんな仮装してます
なんと・・・ハロウィーン当日限定メニューが!
「フランケン・フラペチーノ」と「パンプキン・スパイス・フラペチーノ」だそうです
早速フランケン・フラペチーノを購入
チョコレートソースで頭のキズ?を表現しているみたいです
緑色のドリンクは、抹茶とほんのりミントのような味がしました
この日しか飲めない裏メニュー。一体何が入っていたのか未だにナゾです
スタバで用事を終え、いざ帰路に・・・!
帰りにククルザ・ポップコーン(Kukuruza Popcorn)を通ったら、こちらもキャラメルとオレンジでハロウィン風になっていました。
あなたの街のハロウィンはどんな感じですか
もしシアトルに来る機会があれば、是非あちこちでシアトルのハロウィンを探してみてください。
Akane