ニーハオ!
台北は毎日、36度以上の猛暑日が続いています☼
暑すぎてマスクをつけるのも辛くなりました😅
さて、夏といえば台湾は果物がおいしい季節です。
マンゴー、ライチ、スイカ、パッションフルーツ、ドラゴンフルーツ、パイナップル、龍眼など。
いつもスーパーや果物屋さんに行くのが楽しみになります。
そこでマンゴー大好きな筆者はいろいろな品種のマンゴーを食べ比べしてみました🥭✨
おそらく一番有名な品種は『愛文』でしょう。
毎年台湾から日本にもたくさん輸出されていて目にすることも多いと思います。
先日、日本のスーパーで台湾愛文マンゴーが1つ300円ほどで売っていると友人が言っていましたが、
日本でもずいぶん安く買えるようになったんだなあと感じました。
香り、味、果汁など総合的に国内外で愛される愛文ですが、
実は20種類以上の品種があるんです。
今回は5種類をご紹介します。
大きさや形、皮の色だけでもこんなにも違います。
では一つ一つみていきましょう。
①愛文この中で一番安かったのは愛文で、1つ30元(日本円約110円)でした。
1954年にアメリカ・フロリダから持ち込まれ、台湾で広まりました。
主な産地は屏東県や台南県の玉井地方。
赤い皮に、明るいオレンジ色の実、そしてさわやかな香り。
果肉はジューシーで、歯ごたえがあり、甘いのが特徴です。
②夏雪まだ珍しい品種のため、少し高めで1つ65元(約240円)でした。
主な産地は台東県。
黄色い皮に、濃いオレンジ色の実をしています。
(これはちょっと熟しすぎたみたいで色も食感もパパイヤのようでした😂)
夏雪は台湾で10年以上研究され産まれた新品種で、2008年に台湾ではじめて育成者権をとりました。
台湾ではマンゴー界のルイヴィトンと呼ばれているそうです。
「土芒果」という台湾在来種の香りに似ていて、愛文のような甘さが特徴です。
③烏香(黒香)1つ32元(約120円)とリーズナブルな価格です。
主な産地は台南県。
日本統治時代に持ち込まれましたが、当初は台湾の気候が烏香マンゴーの栽培にあまり向いておらず、なかなかうまくいかなかったのですが、改善を重ねてだんだん栽培できるようになったとか。
このマンゴーは皮が緑色で、熟しても色が変わりません!食べ頃を見極めるのがちょっと難しいですが、
ヘタの辺りを少し触って柔らかくなっていたらOKと果物屋さんに教えてもらいました。実は黄色です。
最大の特徴はその味で、「リュウガン」という果物の味にそっくりなんです。
愛文より甘く、マンゴーを想像して食べると不思議な感覚になりますよ。
④玉文この中では一番大きく、お高めの1つ74元(約275円)。
主な産地は台南県。
台南の玉井地方で開発された品種で、「愛文」と「金煌」を掛け合わせて生まれました。
(金煌は愛文の2-3倍の大きさがあるジューシーでボリュームがある品種)
愛文のように赤い皮をしていて味は甘め、金煌のように大きくボリューミーです。
各品種のいいとこどりといった感じですね。
⑤西施こちらも大きめなので、1つ69元(約250円)でした。
玉文とおなじく、台南で7年もの時間をかけて開発された品種です。
皮は赤く、実はオレンジ色。長細いのが特徴的。
愛文より糖度が高く、甘くてジューシーなんですが、
このマンゴー、種がすっごく薄くて小さいんです。
つまりその分 果肉がついているので食べ応え抜群ですよ。
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さて、5種類を食べ比べてみましたが、どれもめちゃくちゃ美味しかったです。
個人的に今後もリピートしたいと思ったのはもっとも特徴的な烏香と、西柿でした。
マンゴーがお好きな方もぜひ台湾へ来られたら、いろいろなマンゴーを試してみてくださいね🥭
以上、台北支店Uでした。