ニーハオ!台北支店のUです。
台湾はワクチン接種率も上がり、今年に入ってから軽症率が99%であるデータが出たことから、0コロナからウイルスとの共存に方向転換を開始しました。
緩和をはじめたとたんに感染者数はみるみる急増し、
今月一番多かった日は1日で90,331人が陽性と確認されました。
この2年間、多くても1日数百名だったので、あまりの速さに驚きを隠せませんが、
このまま台湾も感染のピークをすぎれば、観光客の受入れも始まると思われます。
一日も早くピークを脱して終息に向かうことを祈ります。
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さて、本日は台湾の朝食をご紹介したいと思います。
台湾は外食文化で、朝から夜おそくまで時間に関係なくお店がやっています。
朝食も外で買って食べることが多く、朝食専門店はなんと全国に11,500店舗もあるそうです。
台湾でよく見かける朝食屋さんはサンドイッチやハンバーガーがメインの洋食系のお店と、
豆乳や焼き物蒸し物がメインの台湾伝統系のお店の2種類ありますが、
わたしがおすすめさせていただくのは伝統的な朝食店です。
台北で有名な伝統系朝食店は下記のとおり。
・鼎元豆漿
・永和世界豆漿大王
・阜杭豆漿など
ほかにも「〇〇豆漿」と書いているお店は伝統系朝食店で、
これから紹介する定番メニューはどこのお店にもだいたいおいているので、
宿泊ホテルの近くのお店に行って注文してみてくださいね!
【定番メニュー①「蛋餅/ダンビン」】
台湾朝食の定番中の定番!
たまごクレープと訳されることが多いですが、モチモチの皮にたまごを包んだもので、濃厚ソースをかけて食べます。
お店によっては、チーズ(起司)、ツナ(鮪魚)、コーン(玉米)、ハム(火腿)などトッピングが選べるところもあります。
【定番メニュー②「燒餅/シャオビン」】
台湾人大好き「燒餅」!
練った小麦粉にネギと塩をまぜて、薄くのばし、窯で焼いた台湾式焼きパンで、
ゴマがまぶしてあって香ばしく、パリパリの食感が楽しめます。
普通は中にたまごや油條という揚げパンをはさんで食べます。
写真はたまご入りです。お好みでピリ辛ソースをぬって食べるとすごくおいしいです!
【定番メニュー③「飯糰/ファントゥアン」】
台湾式おにぎり!
台湾のおにぎりは日本のとは全然違います。
まず大きさ。日本のおにぎりの2.5倍くらいあります。
お米はもち米が一般的に使われ、そしてなにより中身が違います。
台湾おにぎりにはだいたい油條という揚げパン、肉鬆というふわふわの感想させた豚肉フレーク、高菜、たまごが入っています。
食感、味、大きさどれをとっても違うので、日本のおにぎりを想像して食べるとびっくりすると思います。
【定番メニュー④「豆漿/ドウジャン」】
台湾の朝食でぜったい頼んで欲しいのが豆乳です。
2種類あるのですが、写真右は「鹹豆漿」といって、スープとして食べる豆乳で、
なかにお酢が入っているので、ふわふわに固まってすこし茶碗蒸しのような食感になり、日本人の口にもとても合うと思います。
そして写真左の「甜豆漿」はいわゆる豆乳ドリンクで、牛乳がわりに台湾ではよく飲まれています。
サラサラしていて飲みやすくて、無糖や、ホット・アイスを選べるお店も多いです。
【定番メニュー⑤「小籠湯包/シャオロンタンバオ」】
そうです、小籠包です!
実は台湾で小籠包は朝食としても食べられます。
鼎泰豊などに比べると少し皮が厚めでモチモチしていますが、
お醤油とお酢をまぜたソースに生姜の千切りを薬味として一緒に食べます。
他にも、「餃子(鍋貼)」や「大根もち(蘿蔔糕)」、サクサクパイ生地に餡を包んだ「酥餅」などメニューいろいろ。
お値段はお店によって異なりますが、一人100元あればお腹いっぱいになります。
台湾に遊びに来たら、ホテルに朝食がついているかもしれませんが、1日くらいは朝食屋さんで台湾ならではの朝食を食べてみるのも、とってもおすすめですよ♪
【店舗情報】
鼎元豆漿
住 所:台北市大安區金華街30-1號
営業時間:04:00~11:30
最寄り駅:MRT中正記念堂駅3番出口
永和世界豆漿大王
住 所:新北市永和區永和路二段284號
営業時間:24時間
最寄り駅:MRT頂溪駅2番出口
阜杭豆漿
住 所:台北市中正區忠孝東路一段108號2樓
営業時間:05:30~12:30 ※月曜定休日
最寄り駅:MRT善道寺駅5番出口