エンターテイメント
2006.12.29
昔、スイスの各家庭には煙突がありました。
現在のようなヒーティングシステムが無い時代、
冬になると各家庭では暖炉に火をともして寒さを
耐え忍んだわけです。
この煙突も、煤で詰まってしまっては危険です。
詰まってしまった煙突が原因で、大火事を起こして
しまう恐れもあります。
昔のヨーロッパ諸国では、家と家とが密集して建って
いる街もあり、一軒の火事から街全体の大火事へ発展
してしまう事もありました。
その為「煙突掃除屋さん」は、特に冬になると各地で
大活躍だった訳です。
・・・
こんな話から、年末年始のこの時期になると
「煙突掃除屋さん」の人形をあちこちの装飾で見かけます。
「Goodluck」を意味する人形として。
「煙突掃除屋さんが煙突を掃除する」
⇒「クリーンな火が各家庭に灯る」
⇒「火事の危険が無くなる」
⇒「GoodLuck」 という訳です。
来年も皆さんが素敵な一年を過ごせますように。