ウォーターフロントは、港町ボストンを象徴する観光スポットだ。港町として繁栄したボストンだが、交通手段が船から飛行機に変わるにつれ、一時この辺りは倉庫街と化してしまった。そんな状況の中、ボストン再開発公社(Boston Redevelopment Authority = BRA)がウォーターフロントの大規模な再開発に着手したのが1964年のこと。このプロジェクトにはウォーターフロントの再開発だけでなく、ファニュエル・ホール・マーケットプレイスの再開発も含まれた。以来40年にわたり再開発が進んだ。今では新しい建物が建てられ、ニューイングランド水族館などのアトラクションがオープンし、ホテルも次々に開業され、ウォーターフロントはかつての賑わいを取り戻した。
Waterfront 1

ウォーターフロントからはホエール・ウォッチングやケープコッド行き、観光用の船など、様々なクルーズが出航している。土産屋やレストランも多く、ボストンを感じることが出来る名所のひとつだ。


Waterfront 2
ウォーターフロントは、ボストンの政府機関やオフィス街が集中するダウンタウンから歩いて数分という距離にありながら、都会の喧騒を忘れさせる雰囲気が漂う。コロンバス・ウォーターフロント・パーク(Christopher Columbus Waterfront Park)は、ウォーターフロントにある最古の公園だ。日中は海に浮かぶ船を眺めたり、芝生の上で寝転がりながらランチをとるビジネスマンが見受けられ、子供用のプレイグラウンドもあるため、無邪気に遊びまわる子供たちの姿も見られる。まさに都会のオアシス、憩いの場だ。ファニュエル・ホールから徒歩圏内にあるため、ファニュエル・ホールで買ったランチを持って公園でピクニックをするも良し、近くのレストランで食事をしながら海を眺めるも良し、観光で疲れた体を癒すも良し。ここでは海から吹き込む爽やかな風を受けながら、ゆっくりと流れる時間を楽しみたい。

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    2024.05
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