ドイツで最もドイツらしい季節と言えばクリスマス
(市庁舎前)
11月中旬から街にクリスマスマーケット
(ドイツ語ではヴァイナハツ・マルクト)が登
場します。
日照時間が日々短く・暗くなる中、マルクトの登場で
心にポッと明かりが灯りますよね。
ほの明るいライトの光が美しいので、
出かけるなら夜がおすすめ。
では早速どんなスタンドがあるのか覗いてみましょう!
まずは焼き栗屋さん!
ドイツ版(?)甘栗。
実際味は日本のほど甘くありませんが、
皮をむくのが面倒・なんて言わずぜひお試しを!
口の中がホカホカになります。
グリューヴァイン
スタンドによっては、その町の名前・年、またかわいい
イラストがプリントされていてるので、
気に入ったカップで飲めるスタンドを選ぶのもいい
かもしれないですね。
もしも気に入ったカップがあったら持ち帰ることも可能!
旅ののいいお土産になるかもしれません。
【ポイント!】
購入の際、すでにデポジット分を支払うため、スタンドに
書いてある金額よりも高い!と思うかもしれませんが、ご安心を!
・不要の場合・・飲み終わった後、購入されたスタンドにカップを持っていかれますと、ちゃんとデポジット分のみのお金が戻ってきます
・カップを気に入った場合・・お持ち帰りください。
プレッツェル屋さん
ドイツパンの代表的なプレッツェルにはチーズを乗せてオーブンで焼いて、ト
ローリと溶けたピザ風のもあります!こちらのスタンドではその場で焼いているので
焼きたてほやほや!
固めのイメージのあるプレッツェルですが焼きたては崩れそうなほどやわらかい。
もちろんオーソドックスの塩つきもどうぞ。
これまたクリスマスの代表的なケーキ。デパートやお菓子屋さんでなくても、
マルクトで手に入れることも出来ます。
白砂糖をかぶったシュトーレンが所狭しと並ぶ姿はまるで雪原のよう。
このハート型のお菓子、ドイツを訪れたことのある人は
一度くらい見かけたことがあるのでは?
クリスマスに限らずお祭りには必ず登場するレープクーヘン。
見掛けはかわいいですが味は日本人にはあまりなじみがないので
食べるより飾っておくのが良いかも。
「Ich liebe Dich(I Love You)」などのメッセージ入り。
私も買ってみましたが、本当においしい!
私のお勧めは、ホワイトチョコレートでできたシャンペントリュフ。
お口の中でとろけます。感動的な味。是非一度おためしを!
フラムクーヘン
生地の上にスペック(角切りベーコン)や玉ネギをのせ、
かまどで焼き上げたフランス版ピザ。
結構塩辛いので、グリューヴァインと好相性。
相乗効果でどちらとも飛ぶように売れてます。
そのほかにも、釜焼きのアツアツパンも販売しています
(おじさん、いつも釜戸で一生懸命に焼いてくれています。
いつもおいしいフラムクーヘン、どうもありがとう!)
これがなくてはドイツのお祭りはありえません!
熱々ぷりぷりのヴルスト(ソーセージ)をパンに挟んでぱくついてください!
マスタード、ケチャップはお好みでどうぞ。
なんと中には1m半なんてサイズも!
木彫りのお店
多くが東部ドイツ産。ツリーのオナーメントからアーチ型ろうそく立て、
頭上のプロペラで開店する木製のスタンドなど。
サイズも色々。暗い中でチラチラ灯る明かりに癒されます。
星のライト
ここ数年人気の星型ライト。実は紙製!薄く折りたためるので持ち帰りにも◎。(但し、日本
では電圧が違うのでオーナメントにいかが。)
ろうそく屋さん
カラフルなろうそくがぎっしり!まとめて買いたいくらい!
ガラス製のろうそく立ては光が中から漏れるのでステンドグラスのような効果が。
クリッペ屋
クリッペとは、キリスト生誕のシーンを模したミニチュアのこと。主にカトリック
の教会でクリスマスに飾りますが、これは家庭用。木製、プラスチック製などがあり、デザインもクラシカルなものからモダンなものまでそろってます。
さあ、出かけたくなったでしょう?暖かい格好をしてお目当ての小屋へ急げ!
ちなみに、マルクトはクリスマス前には忽然と姿を消すので、クリスマス当日に出かけてみようか、という人はご注意を!(都市によってはクリスマス中もマルクトが開催されています。)
(夏&かわ)