観光 2008.06.18

ヨーロッパの夏!と言えば陽が長いのがうれしい限り。

ヨーロッパの夏には夜歩きです!run


石造りの建物と緑が薄明るい空に溶け込んで、

天気に恵まれれば絵画のような風景が堪能できます。


今回夜歩きをしたのはこちらの町。

フランス・ディジョン。


ディジョンへは、ケルンから赤い車体のフランスの列車・タリスで

まずパリへ約4時間。

おシリが痛いなどと言わず、是非景色を堪能してください。

ベルギーを経由してパリへ入るので、ドイツを出たあたりで勘の鋭い人なら、

なにやら景色がドイツじゃなくなったぞ、と気づくはず。



パリからは、ドイツで言えばレギオナール・バーンのような列車で一路ディジョンへ。

ディジョンへ着くちょっと手前で、レ・ローム・アレシアと言う町を

通るのですが、フランスの昔に興味ある方はご注目。



ここは紀元前に、当時ガリアといわれたフランスと、

カエサル率いるローマ軍の最終決戦地になった場所

(と言われている場所)です。




ちなみに、このレ・ローム・アレシアへも出かけましたが、

ローカルな所へ行くなら注意が必要。なんせ列車が少ないです。

私は見事に列車に乗り遅れそうになり、心優しいフランス人の

老夫婦の車に乗せてもらい事なきを得ましたが、

そんなリスキーなのはイヤだと言う人は、ちゃんと

タイムテーブルをチェックしておかないとウン時間待ちか、

徒歩が帰りとなります・・。

(知らない人の車にも、もちろん気軽にのってはだめです!)


季節は5月下旬。

レストランに入っている時間さえもったいないくらいいい天気なので、

サンドイッチをかじりながら夜歩き開始


日が暮れかけてくると少し肌寒いですが、羽織るものがあれば

気持ちがいい初夏の夕方と言った感じ。

辺りは暗くなってきたものの、遠くの空にはまだ紫色が残ります。

小路を抜けると突然広がる広場でくつろぐ人々。

レストランのテラス席では裸電球の下おしゃべりにいそしむ

地元の人々。

中央の噴水で水遊びをする子供たちのはしゃぐ声。

(ちょっと詩人の自分!??)


道行く人とすれ違うたび、ボンソワーと挨拶が返ってきます。

都会に比べると、町の人が気さくで温かいです。




教会に隣接している考古学博物館。

中身も良いですが、外身(?)も素敵です。

何とこんなものが。犬のフン取りぶくろ!ご自由にどうぞ・・。




昼間のディジョンはこんな感じ。


ドイツではミュンヘンなんかが夜歩きにおススメ!

近隣の国との違いを感じに、夜歩きに出かけませんか?


(夏)

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