ついにばさばさと雪が降り積もる季節になりました!
少し遅いですが・・ドイツを愛する私が
毎年地味に楽しみにしているクリスマス市、
工事中で町中フランケンシュタインみたいになっている
デュッセルドルフで今年も無事に開催されました。
この時期のドイツのお土産であれば、
クリスマス市で見つけるのが
旧市街の入り口に立つこちらは、
「天使のクリスマス市」と呼ばれている・・そうです。
(今年初めて知りました・・)
何のことは無い、屋台の屋根の装飾が天使・・。
やっぱりクリスマスモノですね!
最近は東ドイツの木彫りだけでなく、
北欧のほかほか生地のサンタさんなどを
よく目にします。
(フェルトとかウールとか)
光物のオーナメントのお店。
個人的にはぬくもりを感じる木製品が好きですが、
たまには光物も
鰹節のようにうす~く削った木材で出来ていて
とっても繊細です。
シルエットが美しいです・・・(ため息)
ドイツの人は、毎年少しずつ新しいものを購入し、
大切に保管してクリスマスに本物のもみの木に飾ります。
(一番クラシカルなタイプ)
お土産にもらった人は、心のこもった職人さんの
作品なので大事にしてね!
こちらはケルンのクリスマス市で見つけた
一枚の紙から切り抜いて自分で作ります。
紐を引っ張ると・・・!?
レトロシックなお土産、是非クリスマス市で
探してみてくださいね
ちょこっと触れましたが、ドイツでは
多くの家庭が本物のもみの木を飾ります。
もみの木&クリスマスの装飾は、
東方三博士が幼子キリストを訪れたとされる
1月6日まで飾りますが、その後は・・・?
実はこれ、ゴミ屋さんが家庭のポストに
無料で突っ込んでいった「2011年ゴミカレンダー」。
粗大ゴミとか再利用ゴミの回収日が書かれているのですが、
なんと、この緑のところは「もみの木の回収日」!!
ドイツで1月をすごされたことがある方は
目にしたことがあると思います、
道端にごろごろと本物のツリーが打ち捨てられている場面を・・
これみると、毎年とっても切ない気持ちになります・・
面白かったので、お土産話とは関係ないけど
まとめてみました。
もみの木を捨てるときのルール:
①飾りは全て取り外すこと。
②2メートル以上のもみの木は刻むこと。
③もみの木を袋やネットに入れた状態で捨てないこと。
④道端に、ゴミ屋さんが見えるように、わかりやすく!!
捨てること!!
守らないと怒られます。
または回収してくれません。
クリスマスの木製オーナメントも、
もみの木のルールも、ドイツ人が森とともに
生きているDNAを感じずにはいられないクリスマスでした。
(夏)