3日の木曜日に、行ってきました国際映画祭!めざす映画はビートたけしのTAKESHIS'です。劇場はチャイナタウンにほど近いRussell street とBurke street の交差点のそばにある GREATER UNIONです。
映画の内容は別にして、はっきりいってそんなに人が入ってるとは思いませんでしたが、とんでもない!!上映開始のギリギリに映画館に到着したら、もうほぼ満席です。おかげで超はじっこの席で見るハメになりました。やっぱり映画監督北野たけしの名前はここ南半球の果てでも有名なんでしょうか。
実は今回この映画を観るにあたって個人的に2つのテーマがありました。1つは単純な映画への期待です。前作の座頭市がすごーく好きだったんで今回もけっこう期待してました。もう1つはオーストラリア人的な感覚の違いです。映画を観ながら、観客の反応にも気を配って観てみました。
さて、映画そのものですが、もうとにかく分からない、理解が出来ない、頭がこんがらがっちゃうような内容でした。ところどころに笑っちゃうような楽しいシーンがあったけど、トータルでストーリーを考えると、あぁぁもう本当にワケわからん・・・ぶっちゃけ疲れました。
そしてもう1つのテーマ、オージー的感覚の違いですが、・・・違う。やはり違う。笑いのツボが違うんです!!普通にシリアスなシーンで爆笑したりしてました。興味深かったのは、ハンフリー・ボガード(Humphrey Bogard)とアボガド(avocado)をかけたジョーク。字幕ではそのまま出てましたが、まったくの無反応でした。やっぱり英語だと発音が違うからなんでしょうねー。
それにしてもこれだけ笑いの感覚が違うと逆に楽しくなってきます。映画の内容以上に楽しめました。映画が終わった時に、隣に座っていたオージーの男の子に「映画どうだった?」って聞いてみたら「それなりに楽しかったけど、もうとにかく奇妙でよくわからん」というようなことを言ってました。まったくの同感です。
外に出ると、次に上映される映画を待つ人であふれかえってました。映画祭、けっこう盛り上がってます!!
今度また違う映画を観たら報告しまーす。