オーストラリアの動物といえば、言わずと知れた・・・・・・コアラ、ウォンバット、ポッサム、エミュー、ワライカワセミ、エリマキトカゲ・・・・・・む?なんか忘れてないか?え・・・・・そうそう、あのカンタス航空様の象徴、カンガルー!!!
今日はカンガルーについて、考えて見ましょう?
彼らは有袋類です。細胞分裂間もない頃お尻から這い出して、おかあちゃんのつけた道筋どおりにずり上がり、お乳の待ち構えているポッケに入って育ちます。
彼らは跳ねます。グレーカンガルーの大人は、その場から最長9メートルも跳躍できます。後ろについているしっぽは、喧嘩のとき、もうひとつの足として、ドロップキックのとき役立ちます。同時に跳躍のときは前後左右のバランスをとる為に非常に重要で、しっぽが無いと死んでしまいます。
彼らは草食です。基本的には地べたから直接生えている草を食べますが、時々木の葉っぱも食べているようです。ウサギのようにニンジンやきゅうりもいける口ですが、肉は食べません。
僕らは、雑食です。何でも食います。そう!カンガルーもね。
オーストラリアでカンガルーといえば、日本のたぬき、シカのような存在で、道端で事故にあって他界しているのをよく見かけます。コアラは保護動物なのに対して、ちょっとかわいそうな気もしますが、他の大陸のように食物連鎖の最上階に立つ肉食獣がいないため、けっこう繁殖しちゃって、人によっては困ってたりもするんです。
じゃぁ、たべちゃえ!ってことで、最近は肉牛牧場ならぬ、肉カンガルー牧場も大流行。国内ばかりか、国外からも非常に需要が多く、特に最近ロシアからの引き合いが大きくて、国内で目玉商品として出していたレストランが、仕入れに困っている始末だそうです。ちなみに、日本でもかなり輸入しています。
しかし、アボリジニーを含めると、かなり長い歴史カンガルー肉と付き合ってきた現地オーストラリアは、やはりもち屋的な存在です。どうすれば一番うまく食べられるか知り尽くしている!!!
フリンダースストリート駅の向かえに立つフェデレーレーション・スクエアないにある「ジャナービ」がそれを証明してくれます。
アボリジニー語で、祝うを意味する店名を掲げたレストラン。彼らはメルボルンの1年を6つに分けて考えていました。その6つの季節がそれぞれに恵んでくれる食料を、仲間と一緒に祝いながら食べたのがその始まりだそうです。
その心意気を汲んで!さぁ、皆さんも、一緒に頂きましょう!!!カンガルーさん、今年もむっちり太ってくれて有難う!!!
いただきま~す。
人間ってけっこう、たのもしい!
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投稿: いしぴる -2008年4月30日 (水) 14時39分
■たべました
ステーキとかはまだですが、ソーセージたべましたよ。まぁ…ニンニクがかなりきいた感じで、カンガルー自体がおいしかったのかどうかは謎であります。 -
投稿: メル -2008年5月 3日 (土) 10時47分
■いしびる様
あの、海原○ざん先生もお気に入りだったカンガルー肉。これからどんどんおいしく食べる方法が、開発されることでしょう。そのものを食べるのであれば、やはりメルボルンで!