メルボルンから車に揺られる事約3時間。(世界の車窓から風に・・・・)
風化してそれほど高い山の無いオーストラリアには、ちょっと珍しい光景が見られます。
ここは、北部特別地域にあるエアーズロック同様、原住民アボリジニーの聖地とされていて、ゴンドアナ大陸時代から、この風景を一切変えることなく守られてきました。
外敵から守るかの様に突き立った山を越えると、深く、そして広い盆地になっていて、縁から見おろすと百獣の王にでもなったような気分にさせてくれます。
この盆地は、ホールズ・ギャップと呼ばれ、古代のアボリジニー達の生活を探ったり、恐竜の化石発掘など、様々な分野で注目を浴びており、最近では日本でもエコツアーの代表として、各雑誌にも取り上げられています。
日本の有名アニメの題材にもなったといわれるこの地には、映像の中で見られるような景色が多くあり、静かに佇んでいると、まさに太古の神々の声が聞こえるような錯覚にとらわれます。
一昨年、山火事にあい、貴重な森の損失が心配されましたが、もともと山火事の多い土地柄という事もあり、その再生速度の速さに、研究者達もしたをぐるぐる巻いていたそうです。
下のほうに見えているのはこだ○くんか?
まさに、ものの○ひ○の世界ですね。
仕事に追われて、生活に疲れて、自分自身を見失うような事があったら、是非ここに来て、アイデンティティーを取り戻してください。(合掌)
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