初めてメルボルンを訪れた時、香港で乗継でした。
日本を出発して、夕方香港に着き、深夜11頃の便でメルボルンに向かったんです。
忘れもしないCX(キャセーパシフィック)105便。
出発便を乗客に知らせる為の大きな時刻表、あのパタパタしてるやつを何度も何度も確認したにも拘らず、私の目的地メルボルンって名前は一向に出てこない。
???
ただし便名と出発予定時間までは見つけました。実際にはこう書いてありました。
CX105-HONG KONG-ADELAIDE DEPxx:xx BOARDING TIMExx:xx
私のチケットには・・・・・
CX105 HONG KONG-MELBOURNE xx:xx発
???
右も左も、しかも英語もよく分からなかったので、日本人と思われる人に片っ端から、「アデレードってどこ?」ときいてまわりました。収獲無し
「じゃぁメルボルンは知ってる?」という質問も同様でした。
そうなんですよ。知名度低いんだよなぁ・・・・・
今は勿論その理由を知っていますよ。この曲者CX105便は、メルボルンとアデレード両方に到着するんですが、曜日によって最終目的地を変えています。例えば月水金はメルボルン経由アデレード到着。火木土はアデレード経由メルボルン着となっています。
けど、その時は世間知らずで、自分の目的地以外の勉強なんかしてなかったので、香港の空港でひとりパニックに陥っていました。本屋という本屋に入って地図を探しましたが、見つけられませんでした。「あっ!そうだ、英和辞書の裏に地図があるはずだ!」と思い直して再度探しましたが、辞書自体あまり空港の本屋には無いんです。
結局腹をくくって、清水の舞台から飛び降りました。
まぁ、今考えれば着くに決まってるんですけど。
その知名度の無いメルボルンについて、街全体を知る為にいろいろな事をしましたが、中でもとびっきり印象に残っているのがこれですね。
シティを上空から一望!ご覧の通り、とてもきれいな市内です。
バルーンっていうのは、暖めた風船内の空気と外気の温度差を利用して上昇するのだそうで、7月、8月は特に人気が高まります。空もクリアな日が多いしね。
そんな事を今日の明け方の空を見てると思い出しましたとさ。
おわり。
世界はもっと、たのもしい!
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