メルボルンの市内は、碁盤の目に区画がきちんと揃っていて、地図と、ストリート名さえ分かれば迷う事はありません。
これは大きな通りのみを指す、うたい文句です。
既にガイドブックなどでご存知かもしれませんが、メルボルンの楽しさは、地図にもないような、中小路にあります。
普通の観光でいらっしゃる方々は、かなり勇気のいる決断だと思いますが、思い切って飛び込んでみると、本当のメルボルンの楽しさが味わえます。絶対です!ウソは言いません。
えっつ?こんなとこに?
こ、これはレストランの入り口?
まさかの場所に、まさかのいい店、いいレストラン、いいホテルが本気で隠れてます。
覗くわたし達でさえ、「商売やる気あるのかな?」と疑うほどです。
なんて事ないこんなストリートも、ちょっと曲がってみると・・・・・・
こんな感じ。
そこで見つけた、マニアックなホテル
「リンドラム」
とてもじゃないけど、外から見てホテルだとは思いませんでした。
中小路と同様、ブティックホテルのメッカとしてもその名が高いメルボルンには、こうした皆さんが考えるような一般的なホテルではなく、ふらっと買い物に出かけるような、ちょっとコーヒーでも飲みに立ち寄るような気楽な感覚で、ホテルを楽しみます。
入り口はあたかも、市内にあるオフィスビルのように何気なく佇んでいます。
この看板を近距離で見ない限り、ホテルとは分かりません。
中はこんな感じ、
レストランもこじゃれていて、料理の内容も、量ではなく、質。
プールバーもある!
部屋は通常のホテルよりゆったり間取りしてあって、景色や便利さをほとんど無視して、部屋の中ですごす快適さのみを追求しているように見えます。
オーディオ設備も充実していて、現地のラジオ局が流す、ピアノソナタが心地よく響きます。
日本人にも嬉しいバスタブの付いた部屋もあって、のんびり過ごす姿が容易に想像できます。
気のあった仲間と、好きな酒を持ち寄って、のんびりこんな部屋で過ごしてみるのも、旅の楽しみの一つですね。
実は、実費で1泊した事があります。
チェックアウト時間が遅いのも嬉しい。
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