南半球の生活というのは、北半球とちょっと違います。
当たり前のことなんですが、人間住んでみて、頭で納得していても、気持ちがなかなかついていきません。
例えば、太陽に向かって両手を広げると、右手から左手の方向に移動します。
もちろん12月は真夏。
でもおかしなことに、郊外へ車を走らせると、真夏の牧草地帯はからからに枯れていて、まっ茶色。これは11月から3月までの景色なので、日本の冬と同じ時期。
これは、オーストラリアの夏が暑すぎて、非情に乾燥しているのが原因です。
だから、メルボルンで緑の季節といえば、
秋、冬。なんです。
しっかり降った雨を、たっぷり吸い込んで、最近いわゆる新緑の候って奴です。
しか~も
オーストラリアの原生林は、基本的に常緑樹。冬になったからって葉が落ちないんです。それどころか、この時期の雨をたっぷり吸い込んで、来期の夏に備えるんです。自然って素晴らしいですね。
メルボルンから3時間ほど車で移動した先のホールズギャップでの1枚。
緑が生き生きしてます。
特に、庭園都市といわれるメルボルン。市内とその近郊に450もの公園が広がっています。
一度展望台に上って見てみると、その緑の多さに圧倒されます。
エコですね。
雨でぬれたユーカリの木々から香ってくる、爽やかな空気を吸いに、是非皆さんも来てみてください。
庭園都市メルボルンです。
()