ホテルウェスティンの前に飾られたクリスマスツリーが本日しめやかに撤去されました。クリスマス気分はこれで終了。
メルボルンの人口の約70%の方は、何らかのキリスト教に属していると言います。
残念ながら私は違いますが、便乗してお祝いだけは同じようにやっています。
それぞれの国で、それぞれの地方で、そしてそれぞれの家族によって祝い方は千差万別でしょう。
特に子供がいる家庭は、ツリーを飾って、ケーキを用意して、家族がみんな集まってお祝いしているようです。
良いお父さんを演じるよい機会でもあります。
ツリーを飾るのに飽き足らず、最近は自分達の庭にデコレーションを施して、隣のおうちと競い合ったりしています。
これ見てください!
「父ちゃん父ちゃん!隣のうちのクリスマスライトには、首が動くトナカイがいるよ!」と聞けば、「なに!それならこっちは、バルーンでサンタとトナカイを飛ばしてやろうじゃないか!」「いやいやそれならうちは、本物のサンタを呼んで、うちの前でプレゼントを配ろう!」「なに!うちはそんなもんには負けない!今度はレーザー光線を夜空に演出!!!!」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
なんて、限がありません。
でも実際に、ここでは、それに近いことが現実に起こっています。
メルボルン市内から北東に20分ほど行った、閑静な住宅街。
ストリート名をThe Boulevarde,
Ivanhoe.(ブールバード通り、アイバンホー地区)と言います。
初めは、子供のために軒下にすだれのような電気をぶら下げていたりしていたんですが、年々住民達が競い合って、今ではメルボルンの夏の(クリスマスは真夏です)風物詩にまでなり、警察が交通整理をし、片側交互通行、屋台や、ストリートパフォーマー、物売りまで出る始末です。
一方では、カジノの前で時報代わりに打ち上げる大きな火の玉に費やす燃料がもったいないとかで世間の反発を受けたりしているのに・・・・・・・
でも見てください!子供達は大喜び。お父さん達も家の中から人の行列を見て、さぞ満足していることでしょう。
来年の・・・いや、今年の暮れですね。今年のクリスマスには、バスを借り切ってこのクリスマスライトを見に行くツアーを作りましょうか!おおっ!けっこう楽しいかもしれませんね。
この現象が各地に波及して、郊外のあちらこちらのストリートでやってます。
乞うご期待!です!
GO FOR GLOBAL !
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