今年の夏は、ことのほか涼しくて、40度を越す日は何度かありましたが、適度に雨が降って公園の芝生も青々としております。
お久しぶりです。
いやぁ
数えてみたら、昨年の8月からこのコーナーの存在をすっかり忘れておりました。
申しわけございません。
というわけで今日からまた仕切りなおし!
気持ちを新たに、今日はメルボルンについてお話いたしましょう。
なんと言っても敷地の4分の1が公園というのは、他の都市にはまねのできない特徴です。みどりが多いって言うのは本当に落ち着きます。
世界的にみても早々と景気回復宣言をしてしまったオーストラリアですから、庶民の皆さんの購買意欲も大変盛んです。
なので、ちょっと物価は高め。
これが影響したのか、今回の住みやすい都市ランキングは3位でした。
でもご覧下さい。
こののどかな雰囲気。
石造りの建物が、緑によく映えますね。
京都と同じで、古い建物は重要文化財指定され、その外観は保存しなければなりません。たとえ私物であってもです。
人口の約75%の方が、キリスト教(カトリック、プロテスタントその他含む)を信仰していらっしゃるので、教会が市内に沢山あります。美観が更によくなる要因ですね。
1850年にニューサウスウエルス州の一部であったこの地域を、ビクトリア州として切り取りました。勿論当時のイギリスの女王は、クイーン・ビクトリア。
当時手腕を振るったイギリスの内閣総理大臣が、MELBOURNEという方でした。そう!そのメルボルンです。政治的取引でビクトリア女王即位直後引退に追いやられましたが・・・・。
というわけで、イギリスの血を濃く受け継いだメルボルンは、他の都市と違った方向性で発展しました。翌年1851年に金が発見されたことも大きく影響しています。
日本の皆様には、直行便がないこともあり、ちょっと馴染みのない都市ですが、それだけに、自分だけの時間をたっぷりと楽しめるところでもあります。
市内で日本人とすれ違う事は、殆どありません。
海外旅行的には隠れ家的存在ですね。
(ふっ)