ハリケーン・グスタフ(Hurricane Gustav)の発生について(8月26日)
26日(火)、ナショナル・ハリケーン・センターは、同日未明、熱帯性暴風雨グスタフがハイチの南海上にてカテゴリー1のハリケーンに発達した旨公表しました。
引き続き同センターは、ハリケーン・グスタフ(最大風速42m/秒、中心気圧981MB)が、ハイチの首都ポルトープランスの南約80Kmのカリブ海上を時速約15Kmで北西方向に進行中であることに加え、今後は進行速度を若干弱めながら、26日午後から夜にかけハイチの南西部を通過し、27日には進行方向を西北西に変え、キューバの東沿岸を通過して、31日頃、メキシコ湾に到達する可能性があると予報しています。
11時現在、ヒスパニューラ島西部沿岸(ドミニカ共和国のバラホナからハイチのル・モール・サント・ニコラスまで)とキューバの南東部(グアンタナモ、サンチアゴ・デ・キューバとグランマ)にハリケーン警報(Hurricane Warning)が、ハ
イチの北部沿岸(ル・モール・サント・ニコラスからドミニカ共和国との国境まで)、キューバのラス・トゥナスとオルギン、またジャマイカにハリケーン注意報(Hurricane Watch)がそれぞれ発出されています。
在留邦人の皆様におかれましては、今後のハリケーン・グスタフの進路については予断を許しませんので、引き続き動向に注意されますとともに、フロリダ半島に上陸する場合に備え、十分な準備をされますようお勧め申し上げます。ハリケーンの進路等に関してはナショナル・ハリケーン・センターのホームページ(http://www.nhc.noaa.gov/ )、また、ハリケーン対策に関しては、当館のホームページ掲載に掲載されております「ハリケーン対策」をご参照下さい。