ニュース 2008.08.28

熱帯性暴風雨ハンナの発生と、熱帯性暴風雨に一時衰弱中のグスタフの動きについて(8月28日)


28日11時、ナショナル・ハリケーン・センターは、熱帯性暴風雨グスタフと熱帯性暴風雨ハンナについて次のとおり発表しました。


○ 熱帯性暴風雨ハナ(Tropical Storm Hanna)

 28日、リーワード諸島の東北東の大西洋で熱帯性暴風雨ハンナが発生しました。

 熱帯性暴風雨ハンナ(最大風速18m/秒、中心気圧1002MB)は、リーワード諸島の東北東約490Kmに位置し、時速約19Kmで西北西方向に進行中であり、28日夜に進行方向を北西に変え、大西洋上を発達しながら進み、31日頃にハリケーンとなり、その際進路を西方に変えてフロリダ半島の方向に向けて進む可能性があります。






○ 熱帯性暴風雨グスタフ(Tropical Storm Gustav)

ハイチに上陸し一時的にハリケーンから熱帯性暴風雨にその勢力を弱めたグスタフは、今後ジャマイカを通過する前に再びカテゴリー1のハリケーンに発達します。

熱帯性暴風雨グスタフ(最大風速31m/秒、中心気圧983MB)は、ジャマイカの首都キングストンの東約75Kmに位置し、時速約7Kmで西に進行中であり、今後は若干速度を早め、次第に北西に進路を変え、ハリケーンに発達しジャマイカの南部を通過し、29日にケイマン諸島、31日にメキシコ湾に到達する可能性があります。

11時現在、ジャマイカ全土にハリケーン警報(Hurricane Warning)が、ケイマン諸島にハリケーン注意報(Hurricane Watch)が、また、キューバのグランマ地方に熱帯性暴風雨警報(Tropical
Storm Warning)がそれぞれ発出されています。







在留邦人の皆様におかれましては、引き続き2つの熱帯性暴風雨の動向に注意されますとともに、特に、ハンナについてはフロリダ半島に上陸する場合に備え、十分な準備をされますようお勧め申し上げます。ハリケーンの進路等に関してはナショナル・ハリケーン・センターのホームページ(http://www.nhc.noaa.gov/ )、また、ハリケーン対策に関しては、当館のホームページ掲載に掲載されております「ハリケーン対策」をご参照下さい。





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