引き続き 在マイアミ日本総領事館からのお知らせです。
熱帯性暴風雨グスタフとハンナの動きについて(8月29日)
29日11時、ナショナル・ハリケーン・センターは、熱帯性暴風雨グスタフとハンナについて次のとおり発表しました。
○ 熱帯性暴風雨グスタフ(Tropical Storm Gustav)
熱帯性暴風雨グスタフ(最大風速28m/秒、中心気圧988MB)は、ケイマン諸島の東南東約265Kmに位置し、時速約13Kmで西北西に進行中です。
今後は、29日夜に進路を北西に変え、勢力を強めながら、カテゴリー1のハリケーンとなりケイマン諸島を通過後、30日にキューバの西部を斜めに縦断し、31日に大型ハリケーン(カテゴリー3以上)となりメキシコ湾に到達する可能性があります。
11時現在、ハリケーン警報(Hurricane Warning)が、ケイマン諸島とキューバ西部地域(フベントゥ島、ピナール・デル・リオ、ラ・ハバナ、ハバナ市)に、熱帯性暴風雨警報(Tropical Storm Warning)がジャマイカ全土と
キューバ中部地域(マタンサス、シエンフエゴス、ビラ・クララ、サンクティ・スピリトゥス、シエゴ・デ・アビラ、カマゲイ、グランマ)にそれぞれ発出されています。
○ 熱帯性暴風雨ハンナ(Tropical Storm Hanna)
熱帯性暴風雨ハンナ(最大風速24m/秒、中心気圧1000MB)は、北リーワード諸島の北345Kmに位置し、時速約19Kmで大西洋上を西北西方向に進行中です。
今後は、進行方向を若干北西寄りに変え大西洋上を進み、次第に勢力を強めながら、29日にリーワード諸島の北方を通過し、30日にバージン諸島とプエルトリコ島の北方を通過し、30日夜から31日にかけてカテゴリー1のハリケーンとなる可能性があります。また、その後は31日より9月3日にかけ進行方向を南西に変えバハマ諸島の南東部を通過する可能性があります。
在留邦人の皆様におかれましては、引き続き2つの熱帯性暴風雨の動向(特にグスタフがフロリダ州パンハンドル地域を直撃する可能性、また、ハンナのバハマ諸島以降の動き)に注意されますようお勧め申し上げます。ハリケーンの進路等に関してはナショナル・ハリケーン・センターのホームページ(http://www.nhc.noaa.gov/ )、また、ハリケーン対策に関しては、当館のホームページ掲載に掲載されております「ハリケーン対策」をご参照下さい。
テキサス、ルイジアナ、ミシシッピー、フロリダ州及びカリビアンの島々の方、今週末及び来週、これらのストームには充分お気をつけ下さい。