Привет!!! (プリヴィエト)
こんにちは!
さて、みなさん。
モスクワの年末年始ってどんな感じか知っていますか?
そう言えば、あまり報道されませんよね?
今年、私は早速体験してきました。
まず、ロシアの年末年始というのは、
バレェがめちゃくちゃ盛んに行われます。
しかし、その中でも1年でこの時期しか演じられないものがあります。
それは、『くるみ割り人形』です。
英語なら『NutCracker』,ロシア語なら『Щелкунчик』。
『くるみ割り人形』は、子供の夢の世界を舞台にしたバレェなので、子供にもとても分かりやすい、大人も楽しめる演目です。
そんな『くるみ割り人形』をロシア人は、子供をしっかりドレスアップして、一緒に見に行きます。
私も見てきました。
しかも12月31日!!
しかも、しかもボリショイ劇場!!
12月31日にボリショイ劇場で『くるみ割り人形』をみるというのは、日本人が歌舞伎座で忠臣蔵をみるような気分に近いのでは?
なんてくだらないことを考えながら行ってきました。
さて、まずは恒例の演目チェックです。
間違いありません。
チャイコフスキー『Щелкунчик』!!
この劇場でバレェを見るのは2度目、
しかも前回劇場で慌てないように研究しましたから大丈夫です。
(初めての方は10月12日のブログをチェック・パジャルースタ!)
今回、早めにチケットを買ったために、とても良い席が買えました。
今回の席はべリエタシュです。
しかも、2階席の王様席みたいな一番の特等席の少し隣です。
一度どんな感じか見たかったんですよね。
やはり見易かったです。
この席はオススメです!!
さて、本題の『くるみ割り人形』ですが、ストーリーは至ってシンプルです。
ある裕福な家でクリスマスパーティーが開かれ、その家のお譲ちゃんは来客からたくさんのプレゼントをもらいます。
そのプレゼントの中にはくるみ割り人形もありました。
お譲ちゃんはそのくるみ割り人形で遊んだり踊ったりしていたのですが、遊び過ぎて壊れてしまいます。
お譲ちゃんはとても悲しくて泣いてしまい、そのまま疲れて寝てしまいます。
そのお譲ちゃんの夢の中でくるみ割り人形が王子様になって、お譲ちゃんと一緒に冒険をするという話です。
子供にも大人にもとてもメルヘンなお話ですが、それ以上に全員のバレェの素晴らしいこと!!
素人の私でも感動しちゃいました。
ハラショー!!
まずは、美しい舞台をご覧ください。
ちなみに、真ん中の紫色のマントの男は、敵役のネズミ王子です。
はて、名前は何だったかな?
ごめんなさい。忘れました。
でも、本当に美しいバレェでした!!
12月31日に『くるみ割り人形』を見れて、幸せだなぁなんて思っていたら、翌1月1日も実は凄いことが起きました!!
なんと何と!!!
今年ダンチェンコ劇場で活躍が期待される
『宮川新大~ミヤガワ・アラタ~君』18歳とおでんを突きました。
詳しくは次回ご報告します!
ダ・スビダーニャ!!