こんにちは!
5月の連休で、日本から友人が来たので一緒に
サンクトへ行ってきました。昨年に続き2年連続です。
私はロシアにいる間にあと何回サンクトへ行くか楽しみです。
ただ、昨年もサンクトについてはブログに書いているので、
同じ内容では面白くないですよね?
今年は昨年行かなかった場所をご案内します。
昨年の内容は、下記アドレスからご覧頂けますので、
まずは復習がてら昨年のサンクトをどうぞ!!
http://ameblo.jp/his-russia/entry-10609492736.html
思い出して頂けましたか(笑)?
さて、今年ご紹介するのは、
①ペトロパブロフスク要塞
②マリンスキー劇場
③イサク寺院
④『るるぶ』に誘導される私
⑤やっぱり血の上の教会
⑥やっぱりやっぱりエルミタージュ美術館
6回だけお付き合い下さい。
それでは早速ペトロパブロフスク要塞のご紹介です。
ご存知の通り、サンクトペテルブルグはピョートル大帝の
遷都計画によって造られた人口都市です。
街づくりの一番最初に作られたのがこのPPFです。
要塞の真ん中には聖堂が建っていて、一番上には
サンクトを見守る天使の十字架が付いています。
今日は風が東から吹いているのかな?
中に入ってみると、
他のロシア正教の教会内と少し雰囲気が違います。
何が違うんだろう・・・。
そうかイコンが無いんですね。
あとイコノスタス(聖障)も無いですね。
例えば下のロシア正教の教会と比べてみて下さい。
さて話をPPFに戻しますが、
この聖堂にはピョートル大帝以来の皇帝が埋葬されています。
【家系図】
最後の皇帝はニコライ2世です。
日本で切りつけられて額に傷を負ったあの皇帝です。
上の図では一番左下の男性がニコライ2世ですが、
私、NHKドラマ『坂の上の雲』を見ていていつも思うんです。
ニコライ2世役の方、本物にそっくりですよね?
DVDかYOU TUBEで見て下さい。本当に似てませんか?
また、話がそれ始めたのでもとに戻しましょう!。
この聖堂には、ピョートル大帝・エリザベス1世・
エカテリーナ1世の墓石が横並びで並んでいます。
少し離れたところにはニコライ2世の墓石もあります。
それは、革命で追放されたニコライ2世は最後ウラル山脈周辺で
処刑されたと言われています。
そのウラル山脈で取れる鉱石を墓石として使っているため
このような独特な色使いなんだそうです。
説明を聞きながら見学すると面白かったです。
あとPPFは、政治犯の監獄として使われていました。
ドストエフスキーもゴーリキーもここに収容されていたんです。
残念ながら、詳しい案内はされませんでした。
サンクトペテルブルグは華やかなイメージの観光地ですが、
そのなかでこのPPFは少し異色です。
時間があれば皆さんも是非一度足を運んでみて下さい。
では、ダ・スビダーニャ!