ブログ 2011.05.23
Привет!!! (プリヴィエト)
こんにちは!


5月の連休で、日本から友人が来たので一緒に

サンクトへ行ってきました。昨年に続き2年連続です。

私はロシアにいる間にあと何回サンクトへ行くか楽しみです。

ただ、昨年もサンクトについてはブログに書いているので、

同じ内容では面白くないですよね?

今年は昨年行かなかった場所をご案内します。

昨年の内容は、下記アドレスからご覧頂けますので、

まずは復習がてら昨年のサンクトをどうぞ!!

http://ameblo.jp/his-russia/entry-10609492736.html

思い出して頂けましたか(笑)?


さて、今年ご紹介するのは、

①ペトロパブロフスク要塞

②マリンスキー劇場

③イサク寺院

④『るるぶ』に誘導される私

⑤やっぱり血の上の教会

⑥やっぱりやっぱりエルミタージュ美術館

6回だけお付き合い下さい。


それでは早速ペトロパブロフスク要塞のご紹介です。

ペトロパブロフスク要塞・・・長いのでPPFと略します。
H.I.Sモスクワ支店 チェブラ-シカのブログ

ご存知の通り、サンクトペテルブルグピョートル大帝

遷都計画によって造られた人口都市です。

街づくりの一番最初に作られたのがこのPPFです。

上から見ると函館五稜郭みたいです。H.I.Sモスクワ支店 チェブラ-シカのブログ

要塞の真ん中には聖堂が建っていて、一番上には

サンクトを見守る天使の十字架が付いています。

今日は風が東から吹いているのかな?

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中に入ってみると、

他のロシア正教の教会内と少し雰囲気が違います。

何が違うんだろう・・・。

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そうかイコンが無いんですね。

あとイコノスタス(聖障)も無いですね。

例えば下のロシア正教の教会と比べてみて下さい。

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やはり、全然違いますね。

さて話をPPFに戻しますが、

この聖堂にはピョートル大帝以来の皇帝が埋葬されています。

【家系図】

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最後の皇帝はニコライ2世です。

日本で切りつけられて額に傷を負ったあの皇帝です。

上の図では一番左下の男性がニコライ2世ですが、

私、NHKドラマ『坂の上の雲』を見ていていつも思うんです。

ニコライ2世役の方、本物にそっくりですよね?

DVDかYOU TUBEで見て下さい。本当に似てませんか?


また、話がそれ始めたのでもとに戻しましょう!。

この聖堂には、ピョートル大帝・エリザベス1世・

エカテリーナ1世の墓石が横並びで並んでいます。

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少し離れたところにはニコライ2世の墓石もあります。

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なぜこのような色の墓石なのか?

それは、革命で追放されたニコライ2世最後ウラル山脈周辺で

処刑されたと言われています。

そのウラル山脈で取れる鉱石を墓石として使っているため

このような独特な色使いなんだそうです。
説明を聞きながら見学すると面白かったです。


あとPPFは、政治犯の監獄として使われていました。
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ドストエフスキーもゴーリキーもここに収容されていたんです。

残念ながら、詳しい案内はされませんでした。


サンクトペテルブルグは華やかなイメージの観光地ですが、

そのなかでこのPPFは少し異色です。

時間があれば皆さんも是非一度足を運んでみて下さい。


では、ダ・スビダーニャ!






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