Привет!!! (プリヴィエト)
さぁ、前回に続いてリニューアルオープン後のボリショイ劇場を
今回も引き続きご照会いたします。
まずは、ボリショイ劇場イショー・ラス!(もう一回!)
ボリショイ劇場に到着後、あらゆる場所をパシャリ・パシャリと
撮り続け、今回もやっぱりチケットとオペラグラスを1パシャリ!
『おや、見づらい!』
そうなんで、ボリショイ劇場は今、大変混んでいるためチケットを
2枚セットで買うんですが、前後2席で確保するんです。
だから、後ろの席の人は少し見づらくなっちゃうんです。
仲良く前半と後半で席をで交換しあって観て下さいね。
ちなみに、ボリショイ劇場には100ル-ブルの席もあるんですよ!
どんな景色かというと!!
完全に『シャンデリアビュ-』です(笑)。
シャンデリアしか見えないですが、こんな席でもこないだダフ屋の
お兄ちゃんに聞いたら3500rubで販売しているそうです。
ダフ屋の兄ちゃんはこのビュ-を見たことあるんですかね?
信じられません。
さて、今回の演目は、チャイコフスキー3大バレエの一つ、
『眠れる森の美女』です。
ちなみに、他の2つは「白鳥の湖」と「くるみ割り人形」です。
流石に覚えました(笑)!
この『眠れる森の美女』とは、どんな内容なんでしょうか?
今回もworldfolksong.comさんのサイトでしっかり勉強しました!
http://www.worldfolksong.com/index.html いつも有難うございます。
プロローグ~オーロラ姫の誕生と邪悪な妖精カラボス登場~
フロレスタン14世の娘、オーロラ姫の誕生により、盛大な洗礼の式典が
行われ、6人の妖精たちの一行が、彼女の名付け親となるべく招待された。
それは夾竹桃の精、三色ヒルガオの精、パンくずの精、歌うカナリアの精、
激しさの精、そして一番偉い善の精、リラの精である。
まず国王が妖精たちに贈り物をし、妖精たちがそれぞれオーロラ姫に
授け物をする。その時、邪悪な妖精カラボスがやってくる。
カラボスは自分が洗礼に招待されなかったことに怒り狂い、
オーロラ姫に次のような呪いをかける。
「オーロラ姫は、20回目の誕生日に、彼女の指を刺して死ぬだろう。」
しかし幸運にも、リラの精だけはまだ姫に何も授けていなかった。
リラの精は言った。
「カラボスの呪いの力は強すぎて、完全に取り払うことはできません。
したがって姫は指を刺すでしょうが、死ぬことはありません。
100年間の眠りについたあと、いつか王子様がやってきて、
彼の口づけによって目を覚ますでしょう。」
第1幕~邪悪な妖精カラボスの呪いで100年の眠りにつくオーロラ姫~
オーロラ姫はすくすくと成長し、20歳(16歳)の誕生日を迎えた。
4人の求婚者が姫に贈り物を手渡した。
その中に糸をつむぐ紡錘(スピンドル)があった。
尖ったものに気をつけるようにという両親の忠告にも関わらず、
それを持ったままで楽しそうに踊っていた姫は、誤って指を刺してしまった。
実は、邪悪な妖精カラボスが求婚者の一人に化けていたのだ。
カラボスはすぐに邪悪な本性を明かし、驚く賓客の前で勝ち誇り姿を消す。
そこへリラの精がやってきて、オーロラ姫は眠りについただけ、と諭した。
そして城にいた全員に眠りの魔法をかけた。
オーロラ姫が目覚めるその時に、目を覚ますようにと。
第2幕~王子のキスで目を覚ました姫~
それから100年が経った頃、デジレ王子が一行を率いて狩りを行っていた。
王子は狩りが楽しくなかったため、一人になりたいと申出て一行から離れた。
そこに突然リラの精が現れて、オーロラ姫の幻を見せられた王子は、
その美しさの虜となる。
王子はリラの精にオーロラ姫の元へ連れて行くよう頼み込み、
今や太いツルが伸び放題でからみついている城にたどり着く。
王子は中で眠っているオーロラ姫を発見した。
王子のキスによってオーロラ姫は目を覚ます。城にいた全員も目を覚ました。
王子は姫への愛を告白し、結婚を申し込む。
第3幕~妖精達の華やかなダンスと婚礼の儀式~
婚礼の仕度は整った。祝祭の日にさまざまな妖精たちが招かれている。
結婚を祝福するのは、金の精、銀の精、サファイアの精、ダイヤモンドの精。
リラの精もカラボスも出席している。
「長靴をはいた猫」や「白猫」などのおとぎ話の主人公たちも来賓として
居合わせている。華麗なダンスが次々に踊られる。
4人の妖精のパ・ド・カトル、2匹の猫のダンス、
青い鳥とフロリナ王女のパ・ド・ドゥ、赤ずきんちゃんとおおかみの踊り、
シンデレラ姫とチャーミング王子のダンスが披露され、
オーロラ姫とデジレ王子のパ・ド・ドゥが続き、最後にマズルカで締括られる。
オーロラ姫と王子は結婚し、妖精たちを讃えるアポテオーズの中で、
人々は妖精たちに感謝を表し、リラの精やカラボスなどの妖精たちが
人々を見守るうちにバレエは終幕となる。
この『眠れる森』は、最初から最後まで本当に圧巻でした。
舞台の美しさ、衣装の美しさ、演技の美しさ、音楽の美しさ。
素人の私でも最初から最後まで本当に感動しちゃいました。
カーテンコ-ルは写真OKですから、ばしばし撮ってきましたよ!
【役者さん勢揃い】
【お人形のような妖精たち】
【左から2番目:赤頭巾ちゃんとその後ろの狼】
【青い鳥とフロリナ王女】
【邪悪な妖精カラボス】【リラの精】
【オーロラ姫とデジレ王子】
この主役のお二人、カ-テンが完全に閉まった後も、拍手が
止らない間、3回もカ-テンの外に出てきてポージング!
行ったら、激混みで長蛇の列。
私はオペラグラスを借りたので、スイスイとコ-トを受け取ることが
できたのですが、一緒に行ったモスクワ支店のFUJI(女性)は
マイ・オペラグラスを持参していたため、長蛇の列に並ぶしか
ありませんでした。
『凄い行列だなぁ。』と2人で周りを見ていたら、我々の後ろに
5人のキュ-トなロシア人少女が立っているではないですか?
気が利くFUJI(女性)は、少女達に話しかけ1パシャリです。
この子達、みんな身長175cmくらいありました。
そして、みんなバレリ-ナだそうです。(ロシア人は凄いなぁ。)
この子達の中からもしかしたら、将来のプリマドンナが出るかも
しれないですね?
さて、リニューアルオープンしたボリショイ劇場如何でしたか?
これは一生に一度は観た方がいいです!
バレエファンになること間違いありませんよ。
皆さんも是非ボリショイ劇場のバレエを観に行って下さいね!
では、пока(パカ)!