ブログ 2012.01.15

Привет!!! (プリヴィエト)


さぁ、前回に続いてリニューアルオープン後のボリショイ劇場を

今回も引き続きご照会いたします。

まずは、ボリショイ劇場イショー・ラス!(もう一回!)
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ボリショイ劇場に到着後、あらゆる場所をパシャリ・パシャリと

撮り続け、今回もやっぱりチケットとオペラグラスを1パシャリ!

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ブローシャ-を買って、ようやく席に着くと・・・・。

『おや、見づらい!』

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そうなんで、ボリショイ劇場は今、大変混んでいるためチケットを

2枚セットで買うんですが、前後2席で確保するんです。

だから、後ろの席の人は少し見づらくなっちゃうんです。

仲良く前半と後半で席をで交換しあって観て下さいね。


ちなみに、ボリショイ劇場には100ル-ブルの席もあるんですよ!

どんな景色かというと!!
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完全に『シャンデリアビュ-』です(笑)。

シャンデリアしか見えないですが、こんな席でもこないだダフ屋の

お兄ちゃんに聞いたら3500rubで販売しているそうです。

ダフ屋の兄ちゃんはこのビュ-を見たことあるんですかね?

信じられません。


さて、今回の演目は、チャイコフスキー3大バレエの一つ、

『眠れる森の美女』です。

ちなみに、他の2つは「白鳥の湖」と「くるみ割り人形」です。

流石に覚えました(笑)!

この『眠れる森の美女』とは、どんな内容なんでしょうか?

今回もworldfolksong.comさんのサイトでしっかり勉強しました!

http://www.worldfolksong.com/index.html  いつも有難うございます。


プロローグ~オーロラ姫の誕生と邪悪な妖精カラボス登場~

フロレスタン14世の娘、オーロラ姫の誕生により、盛大な洗礼の式典が

行われ、6人の妖精たちの一行が、彼女の名付け親となるべく招待された。

それは夾竹桃の精、三色ヒルガオの精、パンくずの精、歌うカナリアの精、

激しさの精、そして一番偉い善の精、リラの精である。

まず国王が妖精たちに贈り物をし、妖精たちがそれぞれオーロラ姫に

授け物をする。その時、邪悪な妖精カラボスがやってくる。

カラボスは自分が洗礼に招待されなかったことに怒り狂い、

オーロラ姫に次のような呪いをかける。

「オーロラ姫は、20回目の誕生日に、彼女の指を刺して死ぬだろう。」

しかし幸運にも、リラの精だけはまだ姫に何も授けていなかった。

リラの精は言った。
「カラボスの呪いの力は強すぎて、完全に取り払うことはできません。

したがって姫は指を刺すでしょうが、死ぬことはありません。

100年間の眠りについたあと、いつか王子様がやってきて、

彼の口づけによって目を覚ますでしょう。」


第1幕~邪悪な妖精カラボスの呪いで100年の眠りにつくオーロラ姫~

オーロラ姫はすくすくと成長し、20歳(16歳)の誕生日を迎えた。

4人の求婚者が姫に贈り物を手渡した。

その中に糸をつむぐ紡錘(スピンドル)があった。

尖ったものに気をつけるようにという両親の忠告にも関わらず、

それを持ったままで楽しそうに踊っていた姫は、誤って指を刺してしまった。

実は、邪悪な妖精カラボスが求婚者の一人に化けていたのだ。

カラボスはすぐに邪悪な本性を明かし、驚く賓客の前で勝ち誇り姿を消す。

そこへリラの精がやってきて、オーロラ姫は眠りについただけ、と諭した。

そして城にいた全員に眠りの魔法をかけた。

オーロラ姫が目覚めるその時に、目を覚ますようにと。


第2幕~王子のキスで目を覚ました姫~

それから100年が経った頃、デジレ王子が一行を率いて狩りを行っていた。

王子は狩りが楽しくなかったため、一人になりたいと申出て一行から離れた。

そこに突然リラの精が現れて、オーロラ姫の幻を見せられた王子は、

その美しさの虜となる。

王子はリラの精にオーロラ姫の元へ連れて行くよう頼み込み、

今や太いツルが伸び放題でからみついている城にたどり着く。

王子は中で眠っているオーロラ姫を発見した。

王子のキスによってオーロラ姫は目を覚ます。城にいた全員も目を覚ました。

王子は姫への愛を告白し、結婚を申し込む。


第3幕~妖精達の華やかなダンスと婚礼の儀式~

婚礼の仕度は整った。祝祭の日にさまざまな妖精たちが招かれている。

結婚を祝福するのは、金の精、銀の精、サファイアの精、ダイヤモンドの精。

リラの精もカラボスも出席している。

「長靴をはいた猫」や「白猫」などのおとぎ話の主人公たちも来賓として

居合わせている。華麗なダンスが次々に踊られる。

4人の妖精のパ・ド・カトル、2匹の猫のダンス、

青い鳥とフロリナ王女のパ・ド・ドゥ、赤ずきんちゃんとおおかみの踊り、

シンデレラ姫とチャーミング王子のダンスが披露され、

オーロラ姫とデジレ王子のパ・ド・ドゥが続き、最後にマズルカで締括られる。

オーロラ姫と王子は結婚し、妖精たちを讃えるアポテオーズの中で、

人々は妖精たちに感謝を表し、リラの精やカラボスなどの妖精たちが

人々を見守るうちにバレエは終幕となる。


この『眠れる森』は、最初から最後まで本当に圧巻でした。

舞台の美しさ、衣装の美しさ、演技の美しさ、音楽の美しさ。

素人の私でも最初から最後まで本当に感動しちゃいました。

カーテンコ-ルは写真OKですから、ばしばし撮ってきましたよ!

【舞台全体】
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【役者さん勢揃い】

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【お人形のような妖精たち】
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【左から2番目:赤頭巾ちゃんとその後ろの
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青い鳥とフロリナ王女

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邪悪な妖精カラボス

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リラの精

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オーロラ姫とデジレ王子

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この主役のお二人、カ-テンが完全に閉まった後も、拍手が

止らない間、3回もカ-テンの外に出てきてポージング!

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『凄い美しいバレエだったなぁ』なんて言いながらクロークに

行ったら、激混みで長蛇の列

私はオペラグラスを借りたので、スイスイとコ-トを受け取ることが

できたのですが、一緒に行ったモスクワ支店のFUJI(女性)は

マイ・オペラグラスを持参していたため、長蛇の列に並ぶしか

ありませんでした。

『凄い行列だなぁ。』と2人で周りを見ていたら、我々の後ろに

5人のキュ-トなロシア人少女が立っているではないですか?

気が利くFUJI(女性)は、少女達に話しかけ1パシャリです。
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この子達、みんな身長175cmくらいありました。

そして、みんなバレリ-ナだそうです。(ロシア人は凄いなぁ。)

この子達の中からもしかしたら、将来のプリマドンナが出るかも

しれないですね?


さて、リニューアルオープンしたボリショイ劇場如何でしたか?

これは一生に一度は観た方がいいです!

バレエファンになること間違いありませんよ。

皆さんも是非ボリショイ劇場のバレエを観に行って下さいね!

では、пока(パカ)!

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