Привет!!! (プリヴィエト)
11月が極東出張と日本出張が重なり、怒涛の勢いで過ぎ去り、
気付けば12月。2012年も最後の月になってしまいましたね。
前回から3週間経過してしまいましたが、引き続き極東をご紹介!
といきたいところですが、ウラジオストックは生憎の嵐!
まぁ、今回は仕事で行ったので、どちらにしても観光時間はありま
せんでしたから、ガッカリ度はそれ程高くなかったです。
なので、移動の相間にパシャパシャ撮ったものをご紹介しますね。
ウラジオストック!
意味はロシア語で『東を制圧せよ!』です。
1900年代初頭には日本人が6000人近く住んでいて、
当時の日本『浦塩(潮)市』と呼ばれていたんですよ。
また、NHKドラマ『坂の上の雲』でも描かれていましたが、
日露戦争の時にはバルチック艦隊の寄港していた港でもあり、
ソ連時代にはソ連軍の重要拠点として閉鎖都市でした。
だから、ロシア人ですら許可なしで入ることができなかったんです。
あっ、そうだ注意しないといけないことがあったんです。
それは時差!!
ロンドンを起点として、モスクワの時差は+5時間です。
日本は+9時間です。
極東は日本より西にありますから、普通に考えたら時差は+8時間
くらいですよね?
しかし、ここでトラップがあります。
極東の時差はなんと+11時間!
『アスタロージュナ パジャ-ルスタ!注意して下さいね!』
さて、話を戻してウラジオストックは港町です。
そして、街は港の周りの丘陵地に広がっています。
街の中心には拡がる中央広場。
そこの地面にはでかでかと『APEC』。
今年の夏に開催されたAPECですが、誰もが「なぜウラジオ?」と
首を傾げたと思います。
でも、ロシア国内ではウラジオは最重要開発都市の一つです。
これからますます開発が進むと思われます。
しかし、ロシアっぽい話があります。
APECに向けて確実にホテルが足りていないウラジオストック。
欧米系のビックネ-ムホテルチェ-ンはありません。
ちなみに、現在の一番最上級ホテルは『ヒュンダイ』です。
(韓国はしっかりと極東のビジネスを続けているため、
ビジネスユ-ザ-向けのホテルもちゃんと展開してるんです。)
そこで、APECに向けてついに『HYATT』が進出してきたんです。
しかし、残念・・・APECに間に合わなかった。
来年早々にはHYATTがオ-プンしますのでお知り置きを!
さて、ウラジオの街並みですが、これもノスタルジックレトロです。
観光をしている時間がなかった私ですが、どうしても見ておきたい
場所が2つありました。
一つは、シベリア鉄道の出発駅であるウラジオストック駅!
ここからモスクワまで大陸横断シベリア鉄道が出発するんです。
与謝野晶子などもここの駅から欧州へ出発したんですよ。
待合室に入ると旅好きの私には溜まらない『That`s 旅情』!!
あともう一つは、やはりレ-ニン像!
日本海を挟んでわずか2時間位の都市ウラジオストックにも
社会主義の象徴レ-ニン像ががっつりと建立されているんです。
日本にいた時は、そんなの全く考えなかったんで感慨深いです。
唯一の目的ウラジオストック駅とレ-ニン像を見れた私は、
思い残すことなくハバロフスクへ移動したのでした。
利用したのはウラジオストック航空!
次回は、極東のもう一つのBig Cityハバロフスクをご紹介します。
では、пока(パカ)!