ミュンヘン・ドイツのレストラン、ホテルなど観光情報を紹介 ミュンヘン観光ブログ

ドイツは飽きた、有名な所は行ってしまった、ドイツ通を名乗りたい・・・・そんな貴方の為に、知られざるドイツの魅力を発掘しましょうプロジェクト、名づけて＜ドイツ秘境探検隊＞

現在隊員２名、ピンクとブル－とイエロ－のポストが空いています。

探検地：　Burghausen（ブルクハウゼン）

難易度：　★★

隊員心得：　いつでもどこでも平常心

必需品：　蜂の針より図太い神経

今回の探検地は、ドイツ観光局のフォトギャラリ－で見つけました。

アラ～この写真ステキ、ヨ－ロッパ一長い城だって、ちょっと行ってみようよ・・・という事で、１年１ヶ月と２０日の熟成期間を経て、先日実行して参りました。

◎ミュンヘン→ブルクハウゼン　列車（ＲＢ）で片道２時間１０分、時間によって乗り換え有り

◎バイエルンチケット可

♪山を越え～谷も超え～森をぬけたらド田舎だ～♪

♪いろいろにおうよぉ～ク－ラ－ないよぉぉ～１０分遅れで到着さぁ♪（お好きなメロディでどうぞ）

隊員二人の精神は素麺のように細いですが、鉄筋コンクリ－ト製なので、牛やら山羊やらの落し物がプ－ンときても、駅の窓口が昼休憩のため全部閉まっていても、次のバスまで４５分待ちでも、待ちに待った１時間に１本のバスが目の前をスル－しても、動じません。

小鳥のごとく軽い足取りでバスを追いかけ、ドライバ－にこれまた春風のごとく爽やかな微笑みを送り、扉をノックすると乗せてもらえました。一瞬ギョッとしたように見えましたが、たぶん気のせいでしょう。

田舎でよく見かけるパタ－ンですが、乗降する人がいないとバスは停留所に止まりません。

この時、停留所のそばに誰も立っていなかったので、１分前にもかかわらず、バスは通り過ぎてしまったのでした・・・

国鉄駅なのに誰も乗り降りしないなんて、田舎っぷりが伺えるなぁ、なんて思ってたところ、バスは新しくク－ラ－が付いてました。駅前も整備されてキレイだし、メインストリ－トも明るい雰囲気でステキです。

この町（村？）、結構潤ってます。

◎ブルクハウゼン駅→旧市街中心部Stadplatz（シュタットプラッツ）まで1番バスで約１０分

◎バイエルンチケット可

中心部はかわいい建物が並んでいます。

観光案内所はバス停の右斜め前にあります。

カフェや木の陰に隠れているので見えにくいかも・・・無料で地図をもらえるので気合入れて捜しましょう。

メインの”ヨ－ロッパ一長い城”はこれです。
全長１０４３ｍ、長すぎてカメラに収まりません。

城への道はバス停のすぐ後ろにあります。
こんな道を上がって行きますが、途中から結構な坂道に・・・・

ジリジリと太陽に焼かれながら、ノロノロと上がること１０分ほどで城に到着です。

真夏のあつ～い日に、うっかり道路へ顔を出してしまったミミズの気持ちになりました。

お城と城からの眺め↓

お城の内部は博物館になっています。

１つは絵画がメイン、もう一つは昔の暮らしに付いて展示されています。

いかにもそれっぽい造りなので、張りぼてだと思っていたこの建物、１００年前の町の模型にちゃんと有りました。

展示品の多さと暑さにやられ、見学もそこそこにお城のカフェへ移動。

席へ着くと、３匹の蜂さんがご丁寧にも挨拶にきてくれましたので、ブンブンとにこやかに語り合い、一緒にアイスを食しました。

「ヨ－ロッパ一長い城」は、一つの建物が横に長いのではなく、敷地が長～いお城でした。

出口までが遠い・・・目印はコレ。

なお、帰り際に気がついたのですが、城の出入り口から駅まで徒歩で１５分ほどでした。

１時間に１本のバスを延々と待ったあげく、追いかけて行った私たちって・・・・考えない事にします。

総評：　天気が良い日に、ミュンヘンからちょっと出かけるには最適！

次回「夏はどこへ行った？さまよえる日本人」、乞うご期待？

（聖）