ミュンヘン情報
2010.12.28
「森の国ドイツ」では、どの町へ行っても必ず郊外に森が広がっています。
雨の日でも、雪の日でも 晴れの日でも
週末に森を歩けば 散歩中の沢山の人々に出会います。
先日、近所の森を散歩していたら、珍しい方に遭遇しました。
なんだろ ?
そうです。野生のイノシシ君です。
この森は非常に広大で ミュンヘン市南部から数10kmに渡り広がっていますが、
森の外周はフェンスで囲われており、野生動物が森の外に出ないよう
管理されています。
乗馬の馬は森に入ることが許されていますが、犬は禁止で、
森に住む野生動物の生態系を守るよう配慮されています。
もちろん、野生動物に餌を与えることも固く禁じられています。
ちなみにイノシシの他、早朝の散歩で鹿の集団を見かけたこともありました。
朝日の木漏れ日を浴びた鹿の群れは ちょっと神秘的でした。
また、深雪についた動物の足跡をよくよく見てみると、
沢山のウサギが住んでいることも分かります。
ちょっとの間 見つめあった後、
イノシシ君は再び森の奥に戻っていきました。
動物も人間も自然も お互いを尊重しあいながら生きていきたいものですね。
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