サッカー 2011.07.18
昨日は非常に熱狂し、かなり寝不足な方が多いではないでしょうか。

ドイツでも、ドイツを負かした日本がどこまで勝ち残るか、ドイツ人は非常に興味を持ってゲームを見られていた人が多かったようです。ドイツチームのコーチを始め、選手たちが日本側のゴールを喜んでいた姿が昨日の試合中にも印象的に映っていました。
本日のいくつかのドイツ新聞では、日本女子ワールドカップ初優勝の記事が一面になっておりましたので、簡単にご紹介いたします。特に、南ドイツ新聞では、日本人のプレーを寿司職人の包丁裁きと喩えている部分が非常に興味深い・・と個人的には思います。

・寿司職人の包丁裁きのような戦略

日本チームは今までの攻撃的な指導権の握った試合と違い、この決勝戦では冒険的なテンポで除々に前へ進んで行き、まるで寿司職人が包丁で刺身を切っているかの様だった。アメリカと日本は過去に22回の試合経験があるが、日本はこれまで一度もアメリカを倒したことが無かった。
勝ちたいという意思が日本女子にはアメリカよりも強く、最後の最後まであきらめなかったのが、この勝利のポイントと言えよう。(南ドイツ新聞・Sueddeutsche Zeitung)


・Jaaaaaaaa-pan!

日本が優勝し、今までの中で最も白熱した女子ワールドカップが終了した。
アメリカ選手たちは、最後のPK戦でプレッシャーに負けたが、日本選手たちは最後まで落ち着いていた。
スウェーデン対の準々決勝で見ることのできた、軽やかなテンポのあるボール展開は日本の選手に今回見ることが出来ず、最初のチャンスを得るために、30分もかかった。しかし、彼女たちの見事な冷静さにより、勝利を勝ち取れた。(Tageszeitung Berlin)



・日本のワールドカップでの成功への道

世界中のほかに、日本人選手自身も今回の結果には驚いたのではないだろうか。アメリカチームのミスが続き、日本にとっては少し幸運も重なった試合とはなったが、今回がアジアからワールドカップ優勝チームが出たことは、史上初となった。
もちろん、決勝試合の観客は満員となり、ドイツ連邦共和国首相アンゲラ・メルケル他、ドイツ連邦大統領が日本の優勝を見守った。(Frankfurter Allgemeine)

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東北の震災のこともあり、今回のワールドカップでの優勝が東北の被災地の方々を勇気付ける結果となったのではないかというニュースでのコメントも多々ございました。
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ところで、ブンデスリーガの時期がやってまいります。
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