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2013.11.29
毎年11月の第4木曜日はサンクスギビング(感謝祭)です。
もともとは、アメリカ大陸への入植者が飢餓で苦しんでいたのを、
先住民が助けたことに感謝をしたのが始まりだそうですが、
すっかりそんなことはテレビのヒストリーチャンネルで取り上げるぐらいで、
今では家族が集まる日というイメージが強いです
テレビでメイシーデパート主催のパレードとアメフトの試合、
合間にドッグショー等を見て、晩餐を待ちます。
サンクスギビングに欠かせないのが、
ターキー(七面鳥)
この時期になると、店頭にずらりと並びます。
大統領が1羽だけに恩赦を与えるニュースが毎年報じられますが、
それ以外のターキー達はそれぞれの家庭の食卓へ
そんな不幸な1羽が我が家にも。
冷凍されている場合は、3日前ぐらいから解凍させます。
(生々しいですね)
洗って水気を切った後、
「スタッフィング」と呼ばれる詰め物をしていきます。
野菜を混ぜたり、レモンを絞ったりと、
家によってレシピがあるそうです。
(クルトンというか、パン粉の塊を想像していただくと
イメージが沸くかも?
ちなみに私はスタッフィング好きじゃありません)
温度計を挿したら準備完了!
オーブンでじっくり焼き上げます。
途中、焼き具合を確認しながら、
乾燥を防ぐためにスポイトで肉汁をターキーにかけます。
オーブンで焼かずに、丸ごと揚げるのも人気ですが、
油が引火して火災になるケースも多いのでご用心
部屋中がターキーの香りに包まれ、
我が家の が落ち着きを失っていきます
黄金色に仕上がりました好みの部位を切り分けてもらいます。
ターキーの肉汁をたっぷり吸ったスタッフィングと、
とうもろこし、マッシュポテト、
定番のクランベリーソースを添えていただきます。
デザートの定番はパイ。
今年はマリオンベリーにしました
家族の規模にもよりますが、
たいていはターキーが大量に残ってしまい、
翌日からサンドウィッチやサラダ、スープ等、
ターキーの日々が続きます
料理番組も、残ったターキーのレシピをたくさん紹介します。
サンクスギビングの翌日は、
ブラック・フライデーと呼ばれる特売イベント。
家電等が激安で販売されるため、開店前から行列ができます。
毎年セールの開催時間が早まり、
今年はサンクスギビングの夜からスタートする店も多かったそうです。
最近のカナダドル高も伴って、カナダからも大量に買い物客が訪れます。
明くる月曜日は、サイバー・マンデーと呼ばれ、
Amazonを筆頭に、オンラインショップが大セール。
アメリカは消費大国だなぁと実感する季節です
AKI