グルメ 2020.11.06

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こんにちは、台北支店のKです。
今週も新北市の南洋観光美食街のレポートをしていこうと思います。

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まず南洋観光美食街と忠貞市場の雲南料理を比較してみたいと思います。


忠貞市場の雲南料理は米干が名物ですが、なぜか南洋観光美食街に米干料理が見当たらないので、今回は雲南料理の巴巴絲(ババスー)を食べてみました。


米で作られるライスペーパーのような物を雲南料理では巴巴(ババ)といい、巴巴絲とは、食べきれない巴巴を麺のようにカットして、ベトナムのフォーのように食べる料理です。

店舗の名前は口福南洋風味(コウフーナンヤンフォンウェイ)で、雲南料理の専門店です。

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(店内の様子)

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(口福南洋風味のメニュー)

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今回頼んだのは叉燒巴巴絲です。ラーメンのチャーシューを細かく切って、巴巴絲に乗せています。多分この店のオリジナル料理だと思います。

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見た目は汁なし担々麵っぽいです。巴巴絲の食感はフォーに近いですが、タレは中華風でチャーシューに合います。ただし雲南系の独特な香辛料が入っているので、台湾系の担々麵にない味で、中華と東南アジアの味を見事に纏めた料理です。

癖がなく、汁なし担々麵が好きな方にお勧めします。


価額は65元(約230円)です。


次は藍天奶茶店(ランテンミルクティー屋)でインドの料理を食べてみました。

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(店内の様子)

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(藍天奶茶店のメニューです)

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頼んだのはチャパティとチャイ(インドのミルクティー)です。


この店の印度烤餅(チャパティ)は烤(オーブン焼き)と 煎(鉄板焼き)のどちらの調理法で作ってもらうか選べるのが特徴です。

オーブン焼きは本場の味に近くて、鉄板焼きは台湾風の味です。

印度烤餅の頼み方は、まず味を選んで、次に調理法を選びます。


今回は甜味奶油印度烤餅/烤(スイートバターのチャパティ/オーブン焼き)と香豆泥印度烤餅/煎(ヒヨコマメの煮物のチャパティ/鉄板焼き)を頼みました。

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甜味奶油印度烤餅/烤(スイートバターのチャパティ/オーブン焼き)

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オーブン焼きの食感はインド料理屋によくあるナンに近いですが、ナンと違ってスイートバターで味付けがされているので、カレーをつけず、そのまま食べます。


スイートバターは甘さ抑えめで香りが強く、食パンのように朝食にするのがベストだと思います。


価額は30元(約110円)です。
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香豆泥印度烤餅/煎(ヒヨコマメの煮物のチャパティ/鉄板焼き)

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鉄板焼きの食感は台湾の屋台グルメ、葱油餅(ツォンヨゥピン)とほぼ同じ感じでした。それもそのはず、葱油餅は小麦粉で作った生地に油を塗り、ネギの細片を具として巻き込んで鉄板で焼いた料理で、チャパティも同じく小麦粉で作られたもののため、同じような食感になるのでしょう。

台湾の朝食屋の場合、すぐ料理を出せるように、よく鉄板で焼く調理法を用いります。恐らくこの店のチャパティも台湾の朝食に影響され、アレンジされたものと思います。


こちらはチャパティ自体には味付けをしておらず、小皿のヒヨコマメの煮物(写真左)を載せて食べます。


ヒヨコマメの煮物はバターで味付けし、油葱(台湾の調味料で、タマネギの一種のエシャロットを薄切りにして揚げたものです)が載せてあります。インド料理と台湾料理を融合したような感じです。

女性にとってはこの一品だけでボリューム十分だと思いますが、男性にとってはおやつにするのが丁度いいと思います。

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冰香純印度奶茶(アイスチャイ)500cc

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せっかくミルクティー屋に来たので、チャイ(インドのミルクティー)も飲んでみました。
インドのチャイは台湾でも人気で、よく夜市で見かけます。チャイは大きく分けるとスパイスありとスパイスなしの二種類があります。


スパイスありのがシナニッケイなどが入っていて、結構癖のある味ですが、この店のチャイはスパイスなしで、練乳が入っています。


色はオレンジで、飲み心地はむしろチャーイェン(タイのミルクティー)に近いです。普通に美味しいです。


ただ地元の常連客の場合はよくティータイムとして、チャパティとホットのチャイをセットにして頼むのが一般的らしいです。また機会があれば、ホットのチャイを飲んでみたいと思います。


価額は40元(140円)です。
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以上、台北支店からでした。

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