観光 2021.08.17

こんにちは、台北支店のFです。

今回紹介したいのは、台湾中部に位置する南投県埔里鎮の「紙教堂(ペーパードーム)」です。

実はこのペーパードームは日本の神戸から移築されたそうです!

1995年に発生した阪神淡路大震災の際に、建築家の坂茂氏が倒壊してしまった鷹取教会のために、臨時用の礼拝堂や救援基地としてペーパードームを建てました。

その後復興し、日本で任務を終えたあと、台湾921大震災で甚大な被害を受けた震源地の南投県にペーパードームを運送し、被災された方々の心を慰め、復興の使命を果たしました。

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ペーパードーム全体は58本の紙管に支えられていて、パイプのベンチも紙管でできています。

紙は弱いイメージですが、紙管の強度は一本で約6936キロのようです。

屋根の天幕から降り注ぐ陽の光は、神聖な雰囲気に包まれる感じがしますねー!

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敷地内に蛙のインスタレーションアートがよく目に入ります。

日本で蛙の発音は「帰る(かえる)」と同じなので、無事帰ると縁起のいい動物とされていますね。

〈祈福蛙〉

Photo_2 〈平安蛙〉

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ペーパードームはシンプルな設計ですが、日本と台湾での物語があって、

生態池に囲まれて自然豊かな環境で気持ちが清らかになりますので、

南投県埔里鎮に行ったら見逃せないスポットの一つです!

近くまで行く機会がありましたら、ぜひのぞいてみてくださいね。

以上、台北支店でした。

【埔里紙教堂(PAPER DOME)】

住所:南投縣埔里鎮桃米巷54-7號

営業時間:平日  09:30-17:30(※月火金日曜日の最終入園時間は17:15)

     土曜日 09:30-20:00

定休日:毎週水曜日、木曜日

入場料:50元



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