ヨルダンにサルトという場所があります。
アンマンから車で北西へ約一時間ほどです。
かつては東部の砂漠地帯と西部地区を結ぶ重要な交易中継地として栄えた街であり、
当時の黄色の石灰岩でできた伝統建築が並ぶサルトは、近代都市アンマンの喧噪とは対照的で、古都の風情を楽しむ場所となっています。
またサルトは日本人の方の思いの沢山つまった場所でもあります。
萩市の「町中を屋根の無い博物館」に見立てる観光開発を軸に、日本のJICAさんの支援を受けながら、サルトは、日々魅力的な場所へと変化しています。
そんなサルトへ私も、何度かお邪魔させて頂きました。
スタートは歴史博物館でもありインフォメーションセンターでもあるAbu Jaber Houseにてサルトについての紹介ビデオなどみて、博物館内の展示物を鑑賞します。
その後は、
約一時間半程かけてサルトの街を散策します。
その名もハーモニートレイルツアーです。
博物館→アインプラザ(マンカラ)→グレートモスク→イングリッシュコンプレックス→ハデルストリート→カーキッシュハウス→オーソドックス教会の学校→ハデル教会→マダーファハリーリ→ハンマームストリート→博物館が、おおよその経路となっています。
*下の写真はトレイルツアーの一部の様子
街の広場でマンカラをしているおじいさん達
マンカラはアフリカや、中近東などで古くから遊ばれているゲームです。
ハデル協会
ハーモニートレイルツアー中は、イスラム教徒とキリスト教徒が仲良く暮らしている様子を垣間見ることができます。
その代表例がこの協会です。このキリスト教の協会ではムスリムも教会内でお祈りすることができます。驚きですよね!!きちんとお祈り用のマットが置いてあります!!
また教会内の隅っこに小さなほら穴があります。
この穴の中に、願いことを書いた紙を放り投げると願いが叶うとか。
そして何といってもホームビジット体験は私のお気に入りです。
サルトに実際に住むヨルダン人の家庭にお邪魔します。
サルトの伝統衣装であるハラガをお母さんに着せてもらいました。
でもただ素敵なだけでなく、サイズも特大なのです。信じられませんよね!!
またホームビジット体験中に頂くランチは、お母さんの手作りのマグルーバです。マグルーバはパレスチナの伝統料理と言われています。
ヨルダンではパレスチナ料理にも沢山挑戦できます。
ここのお母さんのマグルーバは、私がヨルダンで食べてきたマグルーバの中でも、一番美味しく感じました!
ひっくり返すという意味の料理なのですが、お母さんが本当に目の前でひっくりかえすパフォーマンスも見せてくれます!
サルトツアーは、サルトに住むローカルの人と密に関わりをもてて、そしてこじんまりとしていて、終わった後にほっこりするツアーとなっています。
お勧めです!
サルトのオプショナルツアーを、HISヨルダンツアーデスクからも販売し始めました!
HIS サルトオプショナルツアー :http://activities.his-j.com/TourLeaf/AMM0013.htm
ぜひご参加下さい!お待ちしておりまーす!