テーマ： グルメ、レストラン
ボストンから南へ16キロほど離れたところに、クインシー（Quincy、本当はQuinzeeと発音）という街がある。レストランやモーテルのチェーンを展開しているハワード・ジョンソンや、ドーナッツで有名なダンキン・ドーナッツは、この街で設立された。中国系アメリカ人も多く住む。この街に、ボストンのチャイナタウンにある香港小食の姉妹店がある。
このクインシー店にも、ワンタン麺やロースト・ダック、ロースト・ポークがメニューにあるが、ここでは蟹炒飯を頼みたい。蟹肉がふんだんに使われた炒飯には、蝦なども入っていて、磯の香りを楽しめる。中国ビールの青島を片手に炒飯を食べ、蟹の殻を穿りながら蟹肉を食す。なかなか贅沢だ。この蟹炒飯はメニューに載っていない裏メニュー。オーダーするときは、「Crab Fried Rice」を頼もう。
チャイナタウン店と異なり、クインシー店は喫茶店のような雰囲気。壁に掛けられたフラットテレビでは中国のドラマやバラエティー番組が流れ、大きな水槽には蟹や魚が泳ぐ。子供から大人まで皆が楽しめるレストランだ。家族連れが多いのも頷ける。
