昨日からバリ島は3・連・休
そう、今日はご先祖様が帰ってくると言われている「ガルンガン」の日。
1年の中でもこのガルンガンは大きいお祭りのひとつで
先週あたりからバリの女性達はこのガルンガンの為に
山のような数のお供え物を作ったりで大忙しだったのです。
ガルンガンになると写真のような「ペンジョール」と言われる竹で作った
飾りが家の前に飾られます。弓なりになったペンジョールの先の部分は
バリ人にとっての霊峰「アグン山」を表しているんだそう。
このペンジョールが上手に作れて立派なバリ人男性、
お供え物が上手に作れて立派なバリ人女性なんですって。
そして、ガルンガン前日の昨日は、家族・親戚で豚を1頭屠って
いろんな豚料理を作ります。まずは「ラワール」
バリの人はこのラワールがとっても大好物
ラワールは赤たまねぎやジャックフルーツなどの野菜と豚肉を細かく刻んで
唐辛子となんと、豚の血で味付をしたもの
私も早速、昨日の朝にご近所さんからお裾分けをもらいました
血が入っているからこれは生で作りたてでないとすぐに腐ってしまう
という事で2日目の今日はバナナの葉でラワールを蒸して「ペペス」という
料理に変身。
ここ数日はこうやって、屠った1頭の豚を色んな調理法で頂くようです。
それにしても、女性は「クバヤ」、男性は「サファリ」という正装衣装に身を
包んで、お供えものを持って道行く姿は、やっぱり素敵
いつもの何倍もかわいく、格好よく見えるのは何故!?
やっぱり神々の棲む島のなせる技