ジンバランのビーチで、こんな空を見ました
あとで調べたら、空に放たれたこの光の影を「天女の帯」というそうです。
日没後の西の空から上空に放射状に広がる光の影が....
更に、振り向いた反対側の東の空にも同じ放射状の光の影を
映し出しています。太陽の沈む西の空ではなく、
反対側の東の空に見える、この放射状の光の影は、
「裏後光」というそうです。
西の空から伸びる放射状の光の影(後光)と、
東の空から伸びる放射状の光の影(裏後光)が、
更に天空でつながっていると、はじめて「天女の帯」と
呼ばれるものになるそうです。
なんだかとっても神秘的な空でした
雲や厚い水蒸気の層などに遮られた太陽の光が周囲の雲や水蒸気、
塵などに反射してこのような光の影が見えるのだとか。
しかも、細かい目に見えない水滴が多数浮遊した状態で
この西から東までの長い光の経路全体に分布していないと
この現象は見られない...など、条件が限られているようですが...
バリ島のような熱帯の島は、比較的条件が揃いやすく、
この「天女の帯」も見られる確率が高いみたいです。
(ちなみに私は初めて見ました...)
バリ島でサンセットはよく見るものの、
太陽が沈んだ時点で、なんとな~く観賞終了にしていましたが、
今度からは、太陽が沈んだ後の空にも
もうちょっと注目してみることにしま~す。
また、「天女の帯」が見られるかも