ジンバランのラグジュアリーリゾート『インターコンチネンタル バリ』のビーチに
ウミガメが...
ケガして弱っちゃってるのかな...と思ったら、
『卵を産んでいるんだよ...』とホテルのスタッフが教えてくれました。
産卵中はそぉ~っとしておいてあげないとね。
ウミガメって夜や明け方のまだ暗い時に、産卵するのかと
思っていたけれど、朝、しかもわりと目立つ場所でも
卵を産むんですね...
卵を産んだ後は、ちゃんと卵を産んだ穴に砂をかけて埋めて
卵を隠してから、海に帰って行ったお母さんウミガメ...
思ったより深いね、卵を産む穴。
昔は、バリ島の海にたくさんいたウミガメ。
でも、リゾート開発や海洋汚染などで、絶滅の危機が迫っているとのこと。
ここで、産卵された卵は、すぐにウミガメ保護センターに連絡をして、
センターの方に引き取りに来ていただくそうです。
卵たちは、センターで保護されて、孵化して、育って来たら、
海に帰されるんですって。
『インターコンチネンタル バリ』では、日曜日と木曜日の17:00~
『子ウミガメを海に放流する』プログラム(お一人様RP.225000+21%TAX)が
おこなわれています。
(実は、今までこのプログラムの存在を知らなかったのですが...)
ホテル内のサンセットバーの前のビーチから、
ウミガメ保護センターで育った子ウミガメを
海に放流するプログラムです。
(7/14現在は催行中...ですが、催行期間がいつまでかは未定とのこと。)
ウミガメは故郷に帰ってきて産卵する...と聞いたことがあるけれど、
ここで放流された子ウミガメたちも、大きくなったら
また帰ってきて卵を産むのかな?
海や砂浜の汚染が進まないといいなぁ。
調べてみたら、ウミガメが生まれてから成熟して、
産卵するまでには、20~30年くらいかかるそうです。
ウミガメの産卵を知ってから、ビーチのゴミが目に付いて、
なんだか拾ってみたりするようになった私、
でも、そうやって、一人一人が心掛けるようになったら、
ビーチのゴミもなくなるのかも...。
環境保全について、ウミガメさんから学ばせていただきました。