グルメ・レストラン
2012.10.29
日本から来た友達に「何を食べたい?」って訊くと、必ず答えは「美味しいインドネシア料理」って言われる確率約90%。せっかくバリに来たから、その土地の美味しいものを食べてみたいって思いますよね。
でもこれ、意外に難しいんです。あまり地元密着型のワルンだと、カルチャーショックを受けてしまうだろうし、でも、せっかくだから、インドネシアの雰囲気も味わっていってほしい。それでも最近はきれいめインドネシア料理店、増えたんですけどね。
この前、初バリだった私の友達は「バリ料理が食べてみたい!」と言いました。「なんでバリ料理なワケ?」と訊くと、ツアーで案内してもらったガイドさんにおススメされたらしいんです。。。。
バリ料理の特徴は、やっぱり豚肉を使っていることでしょうか?
バリ以外の島はその大半がイスラム教徒。豚は不浄とされ、もちろん食べることはありません。でも、ヒンドゥー教徒が大半を占めるバリ島では、豚肉はバリの人たちの大好物!
それを代表する料理が豚の丸焼き「バビグリン」です。
これがバビグリン
100kgくらいありそうな大きな豚ちゃんですね~。おなかの中に香辛料や野菜を詰め込んで、ゆっくりローストされています。
と、前置きが長くなってしまいましたが、「バビグリン」で有名なお店はやっぱりウブドにある「イブオカ」でしょうか。昔は、料理がなくなったら終わりでお昼過ぎにはもう閉店という、いかにもバリらしいやり方でしたが、最近はビジネスに目覚めたのか、次から次へと焼きたてのバビグリンが運ばれてきて、夕方遅くまで開いています。
こちらが道路から見た「イブオカ」。
イブオカはウブド王宮の隣、スウェタ通りにあるアクセスに便利な場所です。
わかりやすいので、ロコはもちろん多くの観光客も入り交じって、店内はいつもごった返し。
この日は午後2時ごろ行ったのですが、まだまだたくさんのお客さんで賑わっていました。
こんな感じです。
バビグリンはスペシャルでRp.30,000/皿です。
ここは他のバビグリンやさんに比べてお肉の量がすごいんです(お値段も他よりやや高いので、そりゃ~これくらいの違いがないとですよね~)。
ん?でも昔より(どれくらい昔?)ちょっとボリュームダウンしたかも。。。
でもお味の方は健在。観光客の人にも大丈夫なようにややまろやかな味付けです。
ジューシーなお肉、ソーセージ、内蔵を揚げたものなど、いろいろな部位がお皿に盛られてきますが、私が一番好きなのはなんといっても飴色に香ばしく焼けたパリパリの皮です
最後のお楽しみにとっておきます。3欠片も入っていて、3回楽しめました
あ~シアワセ
テーブルにはクルプック(揚げ煎餅)が袋に入って置かれています。
勝手にとって食べてOKです。お金は清算する時に自己申告します。中には、豚の皮を干して揚げた豚皮煎餅もあります。あっさり塩味でこちらもご飯のお供にいい感じです。
バリ料理を代表する「バビグリン」。
ウブドのイブオカ以外にも美味しいお店はまだまだありますので、バリの人に、ホテル近辺で食べられる美味しいバビグリンやさんを訊いてみて探索するのもいいかもしれません。
Ibu Oka(イブオカ)
Jl.Suweta, Ubud
Tel : 976345 Open : 11:00~18:00