カルチャー・生活
2015.07.20
皆さん、こんにちは。
先週バリ島の人々はガルンガンお祭りがあって、超忙しかったです。
ガルンガンというお祭りは世の中の善が悪に勝利した日と言われています。
6ヶ月に一回行っているお祭りです。
ガルンガンのお祭りの前には、バリの人の家の前に必ず飾られるペンジョールと言うものがあります。
ペンジョールは長い竹(約3-4メーター)から作られ、色々な物を付けって、家の前に付けている飾りです。
長い竹に付けった物は若いヤシの葉っぱやヤシの実やお菓子や水田などです。下の方に供え物の置場「サンガー.チュチュック」を付けます。
高く上がるペンジョールは、バリの一番高くて聖なる山の「アグン山」を表し、ヤシの葉やヤシの実、お菓子などは神様からもらった物を表します。
そして、一番下の「サンガー.チュチュック」は家に住んでいる人達の供え物の置場になります。
ペンジョールは神様や祖先の霊に降りて来る目印として立てられます。
バリ人にとって、伝統的で大切な文化です。
これらのお供え物やペンジョールを作るため、一週間前より準備が行われます。
ガルンガン当日は沐浴で身を清めて、正装し、お寺に参拝に行きます。
お供えと参拝が終わると、近所の人や親戚であつまり、食事や談笑をします。
日本の「お盆」と似ているかなぁ。。??
そして、ガルンガンの10日後には、神様や先祖が天へ帰って行く日とされています。
これを「クニンガン」と言います。
この日は午前中にお寺へ参拝に行きます。
これで、バリ島、(ヒンドゥー教)の大切なお祭りが終わります。
このペンジョール、ガルンガンから35日間は飾られます。
8月の中旬までは街中にありますので、その期間にバリ島へ来る予定のある方は見てみてください。