カルチャー・生活
2020.10.09
ブンカラ村(Desa Bengkala)をご存知でしょうか?
バリ島北部にある人口3,000人ほどの小さな村です。
実はこの村にはある特徴があるため、
本日はこの村についてご案内をしたいと思います
ブンカラ村(Desa Bengkala)
この小さな村では、
村民のほとんどの方が手話を使うことができます。
この村には現在約3,000人もの人が暮らしていますが、
実はそのうち43人は耳が聞こえない聴覚障害者です。
何世代にも渡り多くの聴覚障害者が暮らしているため、
この村では手話が身近な存在になっているのです。
「手話」には日本で使われている「日本手話」や
「国際手話」と呼ばれる、ろう者が国際交流を
行う際に用いるために作られた手話などが存在しています。
そしてこの村で使用されている手話は、
なんと この村独自の手話 なのです。
誰もが手話を習得することは一見難しそうに思えますが、
この村での手話は「国際手話」よりも簡単にできており、
誰もが自然に覚えることができる のです。
そしてこの村では、
耳が聞こえない方の雇用も充実しています。
お線香を作ったり、カゴを編んだり、
サロンと呼ばれる腰布を織ったり…
こちらのサロンは気の遠くなるような手作業ですが、
約2メートルのものが3日で1枚完成するそうです。
地元の小学校では、日本だとひらがなやカタカナの表が
貼ってあるみたいに、
手話の表が貼られていました
耳が聞こえる方も聞こえない方も
垣根なく過ごすことができています
一風変わったブンカラ村のご紹介でした★
最後までお読みいただきありがとうございます。
それではまた次回の記事でお会いしましょう!
Sampai jumpa lagi! サンパイ ジュンパ ラギ~(またね~)!
✿バリ島在住!猫好き2人とパグ好き1人の【チーム旅ブロ】✿