音楽 2009.06.01

デュッセルドルフから電車で約20分。

公共交通機関にモノレールが利用されていることで有名な

Wuppertalという街をご存知でしょうか。


市内中心部にWupper川(この上をモノレールが行き交います)

が流れ、街を取り囲むように小高い丘が並び、

その名称の通り 「Tal(谷)」沿いに街が広がっています。

地形の特性上 雨が多いそうで、この街の人の「お約束」の冗談には、

「約束忘れても傘忘れるな。」 とかいうのがあるそうです。

そんなこと言われたら、なんとなく空気もみずみずしい感じがしてきます。


今日、ここに来たのは モノレールに乗るためではなく、

この街の渋いホール 「Historische Stadthalle Wuppertal」

での演奏会のため。

マエストロ バレンボイムが、StaatskapelleBerlinを

引きつれての演奏会です。


マエストロは連日の欧州ツアーでお疲れだったのか、

どうも演奏に集中力が感じられません...。

指揮者も人の子、気分が乗らないこともあるのでしょう。


そんな訳で、演奏会の感想ではなく、このホールのご案内だけを。


まずは正面。結構、立派です。
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こちらは Foyer(ロビー)


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そして ホール内部


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クラシックな内装に反して シャンデリアがスチールでモダンなのは

鉄鋼で揮ったルール工業地帯だからでしょうか。




最後に、カフェを。こちらは総ガラス張りでモダンです。


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ちなみに、ドイツが誇る名指揮者 クナッパーツブッシュは

このWuppertal市の生まれです。

彼が このホールの指揮台に立ったこともあるかも と思うと

ちょっと感慨深いですね。

もうひとつご参考までに、この街のオーケストラ、Wuppertal交響楽団

の現在のシェフは 日本人の方です。

とても評価の高い演奏をされる方ですので、機会がありましたら是非

一度、演奏会に足を運んでみてくださいね。


(の)

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