前回から引き続きマルタ島です!
マルタ島のこれは必見!マスト・スポットをご案内致します
(順位無関係)
首都ヴァレッタの見所
ヴァレッタの町に入場(?)
①聖ヨハネ大聖堂
閉館が早いので注意!
聖ヨハネ騎士団(マルタ騎士団)の守護聖人である
聖ヨハネにささげられた教会で、
シンプルな外観からは想像できないほど内部は豪華絢爛!!
目を奪われること間違い無しです。
マルタ騎士団は、ヨーロッパの8つの国から集められた騎士たちで
構成されていました。
その為、騎士たちの出身地別に、8つの言語ごとに礼拝堂が
備え付けられています。
↓ドイツ語を話す騎士団員の礼拝堂 Germany~!
当時は「ドイツ」や「イタリア」といった統一国家が存在しなかったため、
言語別に分かれているんですね。
??マルタの聖ヨハネ騎士団とは??
中世に、キリスト教の聖地エルサレムへ、
巡礼と異教徒との戦いのため進められた十字軍。
騎士団は、その十字軍の援助的な役割を担っていました。
設立は1113年。当初は聖地エルサレムにて創立されましたが、
ヨーロッパを点々とした後マルタに居を構えました。
その後、マルタ騎士団と呼ばれるようになります。
②聖ヨハネ大聖堂美術館
聖ヨハネ大聖堂付属の美術館。
騎士団長から寄贈された豪華なタペストリーや
イタリアの画家・カラヴァッジョの作品が見られます。
カラヴァッジョはイタリアで殺人を犯し、
マルタへ逃げてきた際に、傑作
「聖ヨハネの斬首」、「聖ヒエロニムス」を描きました。
入り口前の泉を・・。
やはりてっぺんにはマルタ十字が・・。
写真は撮ってよかったのかも・・。
どうも教会や美術館でカメラを構えることに
抵抗のある小心者の私。。。
③カーマライト教会
やさしい色合いのまあるい天井が美しい。
聖ヨハネ大聖堂も手がけたジェローラモ・カサールの設計です。
同じ設計者でも、大聖堂とは随分趣が違います。
優しい感じがしますね。
④騎士団長の宮殿
聖ヨハネ大聖堂を右手にさらにずんずん歩いていくと、
すぐの場所にあります。
現在は大統領府と議会がおかれています。
こちらもジェローラモ・カサールの設計です。
↓オーディオ・インフォのこの一番上のがマルタ語なり。
小さい写真では残念なので、是非実際行ってみて下さい!
壁画と天井画がすばらしく、見上げていると口が開いたままに・・
子供のころ憧れた三銃士を思い出したり・・・
必見なのは、「最高審議の間」の12のレリーフ。
1565年のトルコ軍に攻略された時のヴァレッタの姿が描かれています。
「大包囲戦」 すごい迫力です!
包囲・攻撃されてます。
兵器庫も見学が可能。
甲冑や槍などが展示されています。
⑤アッパー・バラッカ・ガーデン
別名「イタリアの見晴台」。
19世紀までイタリア人騎士団員の遊び場だったためとか。
グランド・ハーバーとスリー・シティを一望の下に見渡せます!
これぞ海に来た醍醐味!
この開放感がたまりません。
個人的にはギリシア・ローマ時代の彫刻や建造物に
たまらない魅力と色気を感じるので、
ああこのアーチの美しさ・・たまらない・・・
⑥国立考古学博物館/オーベルジュ・ド・プロヴァンス
聖ヨハネ騎士団のプロヴァンス出身の騎士団員の宿舎だったことから。
現在は考古学博物館になっています。
マルタがはるか昔、シチリア島と陸続きだったころの展示など、
興味深いものがたっぷり。
先史時代の巨石神殿の一部や、
ぽってりまるまると太ったかわいらしい女神像の展示も。
有名人「眠れる女神」こんな女神なら私でもいけそう。
(監視カメラと監視員に超びくびくし
心臓が止まりそうになりながら撮った唯一の写真)
行き方など詳細は是非お問い合わせ下さい!
ヴァレッタの見所は 2泊3日~3泊4日で周れます。
次回は、もう少し長めの贅沢旅行が可能な方へ。
郊外のマスト・スポットをご案内いたします・・・!
(夏)