クリスマスイヴまで残すところ1日となりました!!
クリスマスネタの書き収めに、クリスマスツリーとクリッペについて
ご紹介いたしましょう。
ご存知の通り、ドイツの家庭の大半では、
クリスマスに本物の生のもみの木を飾ります。
クリスマス市が出る頃に、町(主に教会の近く)で
本物のクリスマスツリーが売られ始めるのですが、
おおきいのからちいさいのからちゅうくらいのから、
私はこの売られるもみの木を見るとかわいくてかわいくて
たまらないいとおしい気持ちになります
木々の中で最ももみの木を愛しているかもしれません
ところで、「外国」では世界中どこでだって
クリスマスにはツリーを飾ると思っていませんか?
実はドイツでも、クリスマスツリーの他に、
キリスト生誕の場面を再現したクリッペを飾ることがあります。
カトリックの教会では主にクリッペを飾ります。
窓辺に飾れるコンパクトサイズや りかちゃんハウスサイズから、
一部屋分くらいの本格派クリッペまで。
各家庭、各教会の事情に併せて楽しめる仕組みになっています。
登場人物
幼子イエス 聖母マリア 父ヨゼフ
東方3博士 ロバ 牛 羊 + α
大きくなるにつれ、町の人々が登場。
水が流れるものや、ライトが点灯するもの、
大食いするおっさんがいるものまで・・
クリッペのご当地=カトリックのご当地、
イタリアではその懲りようは半端じゃあありません。
ちなみに上の写真は昨年12月のボローニャです。
超巨大クリッペ(イタリア語ではプレゼーピオ)に
ボローニャ市民の皆さん、かじりついてました。
上に同じく。すっごい奥行きです。
昔ドイツ人に、クリッペには幼子イエスは12月25日まで
飾らないんだよ~ だってまだ生まれてないんだから
と言われたことがありますが、これまで見てきた限り
25日まで幼子イエスがいないケースは今のところ少数。
もみの木はそもそもゲルマンの自然信仰と
キリスト教が混ざって生まれたものだそうで、
ツリーの故郷はやはりドイツですね
クリッペのご当地もがんばってますが、
なんとなくバックが変です。
飾りこそないけどやっぱりどんより暗くて
とんがり屋根のドイツにこそ、
ツリーが似合う気が致します
ところで、本物のロバ、牛、羊、聖家族に扮した人間が
登場する生クリッペなるものも存在しますので、
出かけ先で探してみてくださいね
皆様 メリークリスマス!!
Frohe Weihnachten !!
( 夏 )