皆さん、いつもお世話になっております。
さて、今日は皆さんにご紹介したい方がいらっしゃいます。
お名前を田中さんとおっしゃいまして、勤続42年の職場を今年3月に見事退職いたしまして、現在メルボルンの郊外にあるロングスティ型のアパートメントで、まさに悠々自適な生活をなさっております。羨ましいですね。
手配させて頂いたアパートメントはリビング、ダイニングに2ベットルームとかなり広く、お風呂には勿論ジャグジーが付いており、思わず私も泊まりたくなるようなお部屋です。表にはテニスコートが2面あってそのまま美しい公園につながっておりまして、田中さんはその公園を奥様とごいっしょに毎朝散歩なさるんだそうです。
問題の公園
しかし田中さん、引退なさるまでは日本経済界の第一線で働いておりまして、お疲れ様でした、さあ、ごゆっくりといわれてもなかなかそうは行かない。こちらに来てからもなんだか一人で悶々としておりました。
そんなある日、オプショナルツアーのお申し込みにメルボルン支店までおいでになりました。予約を流すのにちょっとファックスの調子が悪く、スタッフが右往左往していますところへ、「どれどれ、私が直してあげよう。」と田中さん。あっという間に直して頂いてひとまずアパートにお帰りになりました。
オプショナルツアーのお礼にという事で数日後、またいらっしゃいまして、手には、レーンウェイで買ったコーヒーをお持ちになり、さあどうぞってな感じで、ドーナツも付いている。其れからというもの、事ある毎にコンピュータの調子やら、何やら直して頂いて、こちらは、申し訳ないと思いつつも、いつも差し入れしてくれるコーヒーとお茶菓子を期待して、今日は来るのか、来ないのかなんて気をもんでいる始末です。
今も持ってきて頂いた、カフェ・ラテを飲みながら、2つ目の「ココブラック」(市内にある有名なチョコレート屋さん)のチョコレートに手を伸ばしたところへ、突然、電話が鳴り、ハッツ!と我に帰りまして白昼夢から覚めました・・・・・・・・・
問題の電話
こんな人、居たらいいなぁ~。などと呟きながら今日も伝票の整理をする私です。
え~。質問は一切、受け付けません。
(ふっふふ)
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投稿: SIMBI -2006年9月15日 (金) 00時51分
■無題
田中さんは実在すると思います。田中さん後日談待ってます。質問は一切しません。