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テーマ：ビューティー

2007.07.25

メルボルンでドリーミング　～うーん夢心地～

皆さんこんにちは　m(_ _ )m

今日のﾒﾙﾎﾞﾙﾝは最高気温１７度、快晴冬が一休みしている感じのお天気です。あ～幸せ。

本日のお題は”スパ”！！日本の皆さんはスパっていうと、きっと常夏の島で～ハイビスカスやプルメリアに囲まれて～サロンを巻いた現地の人がやさしくマッサージ～と言った状況を想像するでしょうね。

もちろんｵｰｽﾄﾗﾘｱでも北の方には沢山ありますよ、素敵なそういう所。でも南下してﾒﾙﾎﾞﾙﾝまで来ると、イマイチ"スパ”っていうイメージ湧かないと思います。スパっというより、ペンギンというイメージが強いかと。。。

しかし、あるんだなコレが。

しかもリゾート気分も満喫できて、ｵｰｽﾄﾗﾘｱならではのマッサージが体験できて、季節を問わず地元の人々に人気のロケーションだから、観光地っぽくない！！私も夏の夜、毎日曜日はラテンダンスを踊りにいっておりました～。場所はセントキルダ。ちょっと前にﾒﾙﾎﾞﾙﾝでは超人気ドラマだった「シークレットライフオブアス」の舞台にもなったエリア。

って、さっさと紹介しろっ！って感じですよね。すいませんm(_ _ )m。　それでは早速。。。

スパの名前は「リティヤ・スパ・ドリーミング」ﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟ

先住民アボリジニーの伝統と知恵を巧みに取りいれ、独自のスピリチャルなスパ・トリートメンとを完成させたのが、このリティヤ。ここで働く全てのセラピストは、アボリジニーの女性長老から、４万年前から続く思想・薬学・手法などを伝授されいます。スパの名前に使用されている”ドリーミング”は、アボリジニーの「ドリームタイム」という思想を基につけられているらしい。ドリームタイムとは、全ての生きもの、物質、時間、宇宙が密接に繋がっていて、現在・過去・未来の生きとし生けるもの全てが宇宙の波動の一部である、と解釈している。～うーん、アボリジニーの思想は深くて大きいなぁ。

使用しているスパ製品ももちろんオリジナル。どの製品も、成分の９８．５％が、ナチュラルな植物エキスと純度の高いエッセンシャルオイルからできているそうです。主に使用している植物はオーガニックで、レモンマートル・リリピリー・ワトルシード・マカデミアナッツなどなど、日本ではあまり聞きなれない、オーストラリア固有の草木を使用。（あ、因みにマカデミアナッツは、ｵｰｽﾄﾗﾘｱが原産なんですよ。ハワイじゃありません。マカダムさんが発見したらしいです。ホントホント。）効用もさることながら、香りがとーっても素晴らしくって、心身ともにリラックス～　しかもこの製品の売り上げの一部を仕入れ先のアボリジニーコミュニティーに還元していて、社会貢献にも一役買っているんです。スバラシー。

このスパが入っている"セントキルダシーバス”は、海を臨むパレス風の建物で、中にはカフェ、レストラン、メルボルンで唯一の海水プール（温水）がある、サウスパシフィックヘルスクラブなどが入っています。リティヤはその建物の海側にあり、トリートメンとの前後に使用できる、リラクゼーションルームでは、海を眺めながら、オーストラリア固有の植物から抽出したハーブティーを頂きながらくつろぐ事ができます。コレがおいしー　( ´艸｀)

セントキルダシーバス

エントランスからの眺め気持ちイイ～

マッサージの種類は色々ありますが、運動をまるっきりしなくなり、カチコチ＆フヨフヨな私は、やっぱりボディー重点でしょーと、コドマッサージをお願いしました。空と海の色が一緒できれーと感動しながら、リラクゼーションルームでハーブティーをすすっていると、セラピストが満点の笑みで入ってくる。まずはカルテを渡し、チェックを終えてから、スチームルームへ。約２０分、たまりに溜まった毒素を出し切って、気分爽快。肌もぷよぷよピカピカしてる。

スチームルーム　

続いてコドマッサージ６０分。コドとは、アボリジニー後でメロディー”旋律”と言う意味。セラピールームに入ると、セラピストがなにやら木のトレイを持ち出して、マッチを擦り火をつけた！…驚くこと無かれ、これは”スモーキング”と言う儀式で、レモンマートル、オヤラングといった、やはりｵｰｽﾄﾗﾘｱ固有の草木を焚き、体内の悪いエネルギーを取り除いてくれるという。日本では”お清め”にあたるのかな。目を閉じてしばらくその、なぜか懐かしい香りをかんでいたら、なんとなく"ドリームタイム”を理解した気分。てへっ。

そのまま目を瞑っていると、セラピストが３種類のオイルを鼻に近づけ、好きな香りを選んでね、と。その選んだオイルが、今自分の心と体が必要としている成分を含んでいるオイルだそうな。私が選んだのはテンションを緩め、リラックス出来るオイルでした。…やっぱり適度な運動必要だなー。

右上はスモーキングのトレイ、中央は３種類のオイル

まずは背中からマッサージが始まります。その弧を描くような動きは、上半身のツボを刺激して、体のエネルギーを整えてくれます。まさにメロディー。続いて下半身、そして上向きに寝て、鎖骨の部分、そして腕・・・？その次は足だったような・・・？んーゴメンナサイ、余りに気持ちよくて、半分寝てしまったので、詳しい事はご紹介できません　(*v.v)｡　お部屋も薄暗く、遠い所から、夢に誘うようなバックミュージックが流れていて、しかもこのアロマ。思わずぐーすか寝ていたら、セラピストがしずかーな声で「それじゃあ私は出て行くけど、アナタはゆっくりと用意してねっ take your time!」って。にくい心遣い。ぼーっとしながらガウンをはおり、またリラクゼーションルームへ。最後にまたハーブティーを楽しみ、夢から覚めるのを待ちました。

海を臨むリラクゼーションルーム

そうそう、そのセラピストが教えてくれました。このリティヤの概念を受け継いで、多々あるスパメニューの一つとしてこのマッサージを扱っているスパは世界各国にあるんですが、リティヤのコンセプトスパとでもいいましょうか、直営店は、このリティヤスパドリーミングだけなんですって！オリジナルですよー。だからスペシャルです！！

外に出ると良い感じに日が暮れていて、気分は爽快、体も軽い。これは踊りに行くしかないでしょー！とか思っていたけど、それじゃ本も子もないので、今回はやめときました。