いい季節になりました。
スプリング・レース・カーニバルを終え、メルボルンでは、あちらこちらから初夏の香りが漂ってきます。
因みに本日の最高気温30度。火曜日は、37度まで上がるそうです。日本からいらっしゃる方々は、しっかりと暑さ対策をこうじてくださいね。
そんな日のある午後、田中さんはオフィスを訪ねていらっしゃいました・・・・・
「いやぁいい気候ですねぇ」「からっとしてるし・・・」「過ごしやすい!」
一直線に私のデスクにいらっしゃって、空いている席にドカッ!と座り・・・・・
「ジャズとビール!」
良くぞ聞いて下さいました。
数ある得意分野の中でも、音楽は私の専門分野です。
ご紹介させて頂いたのは、メルボルン支店から徒歩2分という近さにある中小路、マンチェスター・レーンにあるバー。その名も「マンチェスター・レーン」。
私自身もちょくちょくお邪魔するバーで、ちょっと大人の雰囲気です。定期的にバンドが入って、ダウンタウンの週末の雰囲気を盛り上げてくれます。メインは、ジャズ、ブルースと言ったところ。ブルースと言っても、メンフィス系じゃ無く、こじゃれたニューヨークスタイルですね。(個人的には、メンフィス系が好きですが・・・)
説明がすべて終らないうちに、田中さんはオフィスから出て行きました。
窓から見下ろすと、こばしりにマンチェスター・レーンに向かう田中さんの姿が見えました。
後日、オフィスにまたおいでになり、あれから毎日あのバーに通った話をしてくれました。
実は日本で、音楽関係の仕事をされているそうです。
ともあれ、喜んで頂けて、私も嬉しい限りです。
いいすたれた言葉ですが、「音楽は世界の共通語」を久しぶりに思い出した出来事でした。
私からも、田中さん有り難う!とマンチェスター・レーンに向かう道すがら、心の中でつぶやきましたとさ・・・・
世界の音楽はもっと、たのもしい!!!
(ふっ)