ブログ 2012.01.23

Привет!!! (プリヴィエト)


さて、2012年になりましたが、相変わらず旅行好きの私は、

早速旅に出ました。もちろん、週末使った弾丸トラベルです!

2012年、私が最初に選んだ海外旅行は『ベラルーシ』

モスクワに赴任した時から、モスクワって普段行けない国々が

周りにいっぱいあるなぁって思ってて、時間があれば行けるとこは

全部行っておこうと思っていました。

特にベラルーシは、私が住んでいるノボスロボーツカヤ駅の隣の

ベラールースカヤ駅から寝台列車で行ける身近な国なんです。

前々から行きたいなぁと思っていたところ、弊社のベラルーシ人

スタッフのタッチャナ(ターシャ)が案内してくれると言うので、

弾丸で行ってきました。ただし、注意して下さい。

『ベラルーシ』は身近な国ですが、ビザが必要です。

大使館でビザを取得するのですが、基本は現地旅行会社の

サポートレターかベラルーシ人の招聘書が必要です。

取得所要日数はは3日~5日程度です。

ビザを取得した私は仕事を終えて一度家に帰り、シャワーを浴び、

近所へ買い物へ行くような身軽な格好で家を出たのでした。

まずはお馴染みの地下鉄ベラルースカヤ駅です。
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ベラルーシとは、ベラ(白い)ルーシ(ロシア)という意味です。

相変わらず白いタイルが美しいんですね?

そして、その地下鉄『ベラルースカヤ』に隣接するのが、

『ベラルースキー・バクザール』です。

シェレメチボへのエクスプレスもここから出発します。H.I.Sモスクワ支店 マトリョ-シカのブログ
そんなベラルースキー・バクザールを、23時21分ミンスクへ向けて

出発したのでした。
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ターシャはミンスク駅で待っていてくれるということだったので、

『どうせ一人だし、安くていいや!』と選んだのが・・・。

また、これです(笑)。

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モスクワへ来てすぐに一人旅でキジ島へ行った時と同じです。

一つの車両に10個のベッドがあり、約60人が寝れるこの車両。

前回と違うのは、ロシア人60人ではなく、ベラルーシ人60人

同じなのは日本人一人だけでした(笑)。

まぁ、1300ルーブル(今なら3000円位)ですからね。

こんなのもありです。

ただ、本当は2段ベッドの一階を予約していたんですけど、

いざ行ってみたら、どう考えても2段ベッドの上には登れなそうな

おじいさんとおばあさんが座っていたので、目が会った瞬間に

私は無条件で上のベッドへ行くことになりました(笑)。

上は狭いんですよねぇ。
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でも、仕事の後で疲れていますから、気にせず爆睡でした。

あっという間にミンスク到着です。

『あれっ?パスポート一度も見られてないけど?』と思いながら、

本当にすんなりとベラルーシ・ミンスクです。

でも、ミンスク駅いきなり驚きました。超近代的で綺麗なんです。

モスクワでいうならクールスキー・バクザールに似ています。
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最近ニュースでベラルーシの経済状況の悪さが連日報道されて

いたので、もっと暗くてソ連タイプの駅を想像していただけに意外

過ぎました。
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しかし、ベラルーシの経済は恐ろしいほど混乱していて、

給料(所得)は一向に上がらないけど、長らくインフレが続き、

庶民の生活を圧迫しています。

しかもベラルーシルーブルの価値はどんどん下がっています。

例えば、ベラルーシ紙幣で一番大きな額は10万ルーブルです。

しかし、日本円に換算するとたった1000円にしかなりません。

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だから、駅でマトリョーシカ22万5千ルーブルを見た時は・・・。

早速、ベラルーシ経済の混乱を目の当たりにしたのでした。
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さて、ミンスク駅に到着した私は、駅でスタッフと合流しました。

しかし、朝8時30分。まだまだ暗くてどこも開いていません。

そうだ、マクドナルドはあるのかな?

世界各国訪れる国のマクドナルドをチェックしたくなる私は、

スタッフにお願いして朝マックを食べに行ったのでした。

ベラルーシには5個マックがあり、すべてミンスクにあるそうです。

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雰囲気とメニューはモスクワと変わりませんでした。

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そのマクドナルドへ行く途中の道が、ベラルーシ語ですが、

やっぱり『レニングラーツカヤ』と書いてあったので、

『ああっ、ここもやっぱりソ連だったんだなぁ』と感じました。

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いよいよ次回からベラルーシをご紹介していきます。

乞うご期待!!

では、пока(パカ)!

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    コメントを投稿

    • 投稿: Biełaruska -2012年1月23日 (月) 19時58分

      ■白ロシアじゃないですー!
      『ルーシ』と『ロシア』って全然違うものですよ!))教えましたのに))『ルーシ』は東スラブ民族の昔の地名です。しかも『白ルーシ』という地名はもう13世紀から西ヨーロッパ学者の作品の中で出ています。その時ロシアという国家まだ無かったし、元々白いルーシ「自由という意味で」ってノーヴゴロドの名前でした。ロシアは支配を正当化するためにベラルーシに『白いルーシ』、ウクライナに『小ルーシ』勝手に名前を付けました。しかし、様々な複雑な情状があってベラルーシ人はその名前をそのまま受けました。P.S. ミンスク駅はクルスカヤ駅よりもっともっと綺麗ですよ!:P

    • 投稿: マトリョーシカ -2012年1月23日 (月) 20時29分

      ■Re:白ロシアじゃないですー!
      Biełaruskaさん凄い解説ありがとうございます!!なるほどですね。白いロシアじゃなくて、自由と言う意味なんですね。勉強になりました。また自由の国に行ってみようと思います!!

    • 投稿: kaz -2012年1月24日 (火) 03時31分

      ■いつもすごいです。
      ふつうに旅行なのに、突撃、潜入レポみたいで、わくわく、しまーす!(^_^)ベラルーシかあー 、世界ひろがりますー(^o^)/ありがとうございます(^o^)

    • 投稿: マトリョーシカ -2012年1月24日 (火) 05時15分

      ■Re:いつもすごいです。
      kazさんコメント有難うございます。今年から3人でブログを書いていくので、もっと楽しんで頂けるように頑張ります。是非読んでください。

    

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