Привет(プリヴィエト)!
2016年3月6日(日)。バイカルマラソン大会当日。
まずは参加者全員アイスホバーに乗って、対岸へ渡ります。
対岸から宿泊している側の岸まで走ってくるというコースなんです。
対岸まで約40分。
アイスホバーなら42.195kmをたった40分で渡っちゃうんだなぁ。
対岸にはスタートを待つための建物があって、出発までここで待機です。
よく見るといろいろな国籍の人たちが参加してました。
えっ?こんな女子も走れるの?
よーっし!我々日本人も全員完走目指して頑張るぞー!!
さぁ、いよいよ出発です。時刻は11時30分。
元気よく出発!!(まだ余裕がありますね。)
みんな一直線になって、白銀の世界を進みます。
しばらくせっせと走っていると、徐々に走者の間隔が空いてきます。
ちなみに、離れたアングルから見るとこんな感じです。
『バイカル湖スゲェー』って、独り言を言いながら走っていたのを思い出します。
せっかく除雪してくれていた道も、昨夜の雪と風で道は結構雪が積もっていました。
雪の中を走るのはかなり大変です。
しかし、時折広がるブラックアイスが綺麗なこと!
休憩がてら思わず寝そべってしまいました。
休憩所は、7km、14km,21km,28km,35kmと7km毎に設置され、
チョコレートやナッツ、干し葡萄と温かい紅茶が出されます。
ちなみに、トイレは21kmのところに2つだけ設置されていました。
男性は大自然のトイレで事を済ますことができるからいいですが、
女性は本当に大変だろうなぁと、つくづく思いました。
そうこうするうちに半分の21kmポイントが見えてきました。
私は初めての参加だったので、ハーフマラソンでエントリー!
私の記録は2時間42分20秒。
ハーフマラソンだったので、かなり楽しく走ることができました。
しかし、フルマラソンの方々はここからが大変・・・。
なぜなら、今年のコースは15km地点からずーっと雪が積もってるんです。
簡単なイメージとしては、砂浜を走り続ける感じです。厳しい~。
しかし、脅威の足腰を持った人がいらっしゃるものです。
一番早い方は、ポーランドから参加された方で3時間55分51秒。超早い!!
気温はマイナス17℃で、風速10km以上。体感温度はマイナス30℃くらい。
走ってると鼻水も凍っちゃうんです。
こんな過酷なコンディションですから、フルマラソンを走る方々は、
6時間~7時間は当たり前のタイムでした。
日本人で一番早い方は5時間57分25秒。素晴らしい!!
ベガリュビの皆さんも無事皆さん完走!
フルマラソン走ったゴールに家族が待ってたら、私はきっと泣いちゃいます。
そして、全員がゴールするころには当たりは暗くなっていました。
でも、フルマラソンを走りきった方は、本当に凄い!
夜は表彰式を兼ねて、お疲れ様でしたパーティー。
世界各国のアスリートがみんな達成感のある笑顔をしていました。
我々も、『全員完走!お疲れ様でしたー!!』と乾杯!!
参加者全員に記念品が贈られました。
私はハーフマラソンの部3位と驚きの結果・・・。
やったー!と素直に思いつつ、フルマラソンは絶対走りきる自信なかったなぁ・・・。
今年で12年を迎えたバイカルマラソン!
こんな経験滅多にできません。一生の思い出に残る体験でした。
来年はもっと多くの日本人に参加して欲しい!
感動を分かち合いたい!と本当に思いました。
来年はバイカルマラソン商品を作成しますので、是非日本からもいらっしゃってください。
では、Пока(パカ)!